---□□草原で独り言□□---

2007年07月03日(火) くやしい

のんびりしてるって言われて、だらしなく歩いてるって言われて。
真面目だって言われて、面倒くさがっているって言われて。
穏やかだって言われて、へらへら笑ってるって言われて。

ああ、そう。
こんな風に言われたって、
私は怒る顔もしないし、たいして怒ってもいない。
いつだって真面目に聞いて、そして笑って過ごしている。


そう、へらへら笑ってる・・・
いつだってヘラヘラしている・・・のかな?
だって私は、人と気まずくなるのが大嫌いなんだ。
私はその悩みをかかえると、何もできなくなる、
器のちっさい人間なんだもの。
みんな好きだけど、
関わると失敗して気まずくなるのが嫌なんだもの。
みっともない私をさらすくらいなら
人に近寄るのをためらってしまうんだ。
自分が、なにか失敗するのが恥ずかしいんだ。
自己中だ。だめ?
そう、良くない・・・。自分でわかってる。
損するのは全部私だよ。
もっと気を遣って、失敗しなければいいだけで。
でもそうしないのは私が面倒くさがりだからだよ。
ああ、美しくない。美しくないよ、

声音だって、仕草だって、言葉だって、
いつだって何かに怯えてビクビクしてるんだ。
その何かが、ナニなのかだってわかってる。
嫌われることでしょう?
嫌われたら、毎日じめじめするものね。
とても、寂しいものね。
自分に非があるのも嫌なんでしょう?
美しくないものね。
みじめな自分が、余計みじめに思えるものね。

凛としていたい。
毅然としていたいよ、ちくしょう。
地に足をつけて、覚めた頭で、
深く呼吸して、いつだって曇りのない心で、在りたいよ。


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S.Soraka [MAIL]