ふつうっぽい日記 もくじ|過去|未来
今になって自分が書いた脚本を読んでみた…いったい、どういうテンションでこの本を書き上げ、そして演じたのか…不明なところが多い。キャストは5名で主人公は今の生活をウザイ(つまんない)と思ってる女の子で、あとの4人は人間といえば人間だがつかみどころのない生命体。その4人の衣装も白で統一されていて、見かけからは「この人がどういうような感じの人か?」というのが分からないようになっている。しかし、少女がその4人の行動や言動に関わって行くにつれて「それぞれに感情があること」を体得していき、つまんない日常を前向きに過ごしていこうというのが大筋だろうか。その無機質的な4人のキャラクターの1人の行動の中にタワシが登場したというわけだ。なにもタワシにしなくてもよかったのだが「身近なモノだけど、なんでこんなところに、コレが、それも、こんなにたくさんあるの!!」という現実の象徴みたいな意図があったのか?と今、考察している。4人のキャラクターはそれぞれコレクションや趣味があって、ある変わった個性の1人はなんとタワシに魅せられてしまい、収集をしていた。そのことが3人の仲間に知れ渡って恥ずかしいと思っていたが少女の存在でそんな自分も自分であることに自信を持ち、調子にのって少女のために「タワシお面」(ダンボールにて作成)なるものを作り、少女にプレゼントする…みたいな場面がたしかあったと思う。仲間からコレクションのタワシを見つけられる場面で大量のタワシが登場!という訳なのだった。タワシは、部員の中に寮生がいたので、寮の備品をあたってもらったのだった。幸運にもまっさらで封を開けてないのが50個ほどあり、舞台照明を浴びたという幸せもののタワシだった。快く、タワシを貸してくださった寮母さんには公演招待チケットをワタシ、当日たしか来てくださったと思う。そのタワシの登場する芝居は大学最後の公演になったと思う。その芝居の受付として部外者ではあったがワタシの親友であった某友(↓2日の日記に関わりのあった携帯メール送信者)を起用したのだった。公演が終わって舞台を片付ける時に「タワシお面」をかぶった某友と少女役を演じたワタシのツーショット写真を撮ったのだった…
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