ふつうっぽい日記
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「雨の日は傘をさして」というタイトルで演劇の脚本を書いたことがある。ふと、思い出したので日記のタイトルにしてみた。
本当に今日は雨の日だったことも関係している、かなり。「普通」、「いつも」の私だったら雨という天気にうんざりして、外出も必要最小限に抑えようとする。今日は違った。それは、目的があったからかもしれない。でも、それは今日でなくても、こんな雨の日でなくても構わなかったのに。傘をさして歩くことも苦ではない、そんな日だった。
「甘えてもいーい?」というタイトルの携帯メールが来たのは先週末だった。年末に「発作」で辛い思いをした彼女からの素直な言葉のメール。「レターセットが欲しいの。ちょっとでもいいから、何かいろんなのが欲しいの。自分で買えよって話だよね?でも…この前もらった分もセンスよかったしさ。おねだりしてもいーい?ついでの時でいいから送ってくれると嬉しいです」と。たしかこんな内容だった。
身内であっても、ほめる、認める、ほめられる、認められる、受け入れる、受け入れられるという気持ちの体験はこんなに嬉しいものか?と振り返らないわけにはいかなかった。
言葉にすると、文字にすると、見えてくるモノや整理される気持ちに気付く。
今度、雨が降ったら手紙を書こう。
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