ふつうっぽい日記
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今まで、町の診療所みたいな規模でしか健康診断は受けて来ていません。(学校時代は別)
今回、検診に行った施設は健康診断(人間ドックとか)をするための施設のようでした。駐車場には大きな検診車も止まっていました。検診施設はビルの中にあって、病院みたいなイメージで大きな扉を開けると…
温泉センターで見るような格好の男女がたくさん。 作務衣のような…そう、検査着というやつです。 受診要領が書かれた説明書には、「柄のない薄手のTシャツを持参されると便利です。ストッキングはNG。ステテコはOK。」みたいなことが書かれてあって、色々考えたものです。 同じように、ココに検診を受けにきた人を見ればかなりの普段着。 若い女性は、当たり前のようにストッキングを履いているし、脱ぎにくそうな洋服。(私は薄手のTシャツの上にブラウス、ストッキングを履きたいところを我慢して靴下。そしてスカート:子宮がん検診の時はスカートがよいという数少ない経験からの知恵)
受付で持参物を渡すと、「この検査着にそこの更衣室で着替えて、まずは検尿ですね、そして次に…」という説明。 ロッカー付きの更衣室へ(ロッカーは寄せ集めのような会社の更衣室的です) 緑色のマジックテープで着脱ができる上着とパジャマのズボンのような衣装に着替え。
トイレの入り口にマジックで書かれた足形枠の中にピンクのスリッパが2組置かれてありました。そのスリッパに履き替えてトイレに行くということに気付いたのは3分くらい経った後で、それまで私はその置かれたスリッパの人がトイレから早く出て来ないか待っていました(誰も使用してないのに) ふと、自分のスリッパを見ると置かれてあるスリッパと色や模様が違うのでそこで使用中ではないことに気付いたのでした。 2回ほどこの近くを通りましたが、自分のスリッパを履いたままトイレに入ってしまうようでした。 検尿カップを提出するところにスタッフがいて、「待合室で血圧を測ってお待ち下さい」と言われました。
血圧を測る機器は2台あって使い方の説明も丁寧でした。 が、なんせビビリの私です。落ち着いたふりして、かなり心臓バクバク。 後から分かりましたが、ありえないくらいのハイレベルの数値でした 操作パネルのところに数値による判断の図が書いてありましたが、それを見る気持ちの余裕などなく、機器から出てきたレシートみたいなのをポケットに入れて次の指示があるまで待ちました。思い出してみれば近くにいた人が驚いた顔をしていました(多分、数値がスゴかったので)
さて!胃のレントゲンです。バリウムです。 の前に、胸部レントゲン。胃のレントゲンのマシンと同じ部屋にあって、てっきりバリウムを飲むと思っていたのに肩すかし。でも、すぐにバリウムを飲むところに連れて行かれました。 少し大柄の気さくなお姉さんに誘導され、「初めてですか?」と聞かれ「ハイ」と答えます。「コレを一気に喉に流してコレで一気に流し込んでください」みたいな感じで発泡顆粒と少量の液体が入ったカップを渡されました。 サッサとそれを実行すると、「次は、コレ。ちょっと重いですが、全部飲んで下さい」それが存在感のあるバリウムです。ほんのりヨーグルト風味のような存在ですが、あまり歓迎したくない雰囲気を放っています。 一気飲みしました。ゲップが出そうになる、とのことですが、それはありませんでした(というか、息を止めていた) 検査台は載るのではなくて鉄板みたいなものを抱っこするみたいなスタイルで、両サイドに握り棒があってそれを握るのにも逆手で持つ、というきまりがあって、「そうじゃなくて、小指の方からこうやって」と説明を2、3回受けました(それほど緊張デス) 顔を鉄板に付けたまま、目をつぶって待っていると、なんだか回転した様な気配(どんな動きをしたのか分かりませんが、イメージでは宇宙飛行士の訓練です)そして、「今から検査を始めます。こちらの指示通りに動いてください。」と言われたかと思うと何か動かされる気配、そして「はい!右向いて、もっと右、はい!そのまま息を止めて!はい!楽にして!次は左!もっと左!息を止めて!…」こんな感じで動かされながらさらに指示された動きをしなければなりません。「仰向けになって!」とあって、しばし(?)考えました。 自信無げに握り棒から手を離して逆を向きました。また同じように指示がありましたが、ほとんど目を閉じていました。「終わりです」と言われて、床に降りたら少しクラクラしました。下剤をその場で飲むように言われ、多めの水とともに飲みました。
その後、子宮がん検診で、これは2回ほど経験があったのでビビることはありませんでしたが、やはり屈辱ですな。。。。 検査台は年々進化しているように思います(ココの機器がスゴイのかは分かりませんが)
その後、心電図、採血、身長体重視力検査へと進みました。 身長と体重は、一度に計測できるんですね 自動で身長を測るバーが降りてきて(それも一瞬)頭にコンと当たったかと思うと終了。視力検査の椅子も近くにあって、体重と身長の数字をパネルで確認。「いつもと同じくらいの数値ですか?」と聞かれ「ハイ」と返事。 視力検査は、コンタクトをしたままで左右1.5でした(眼科では1.0なんだけど) 心電図の部屋では、お腹周りも測られました…(ウエストの数値よりも12センチ大きめでした)
そして乳がん検診(超音波)、問診、内科診察、指導へと続きます。 乳がん検診は後ほど詳しく書きます。 問診コーナーでは血圧の数字が気になるということでアナログな機器でスタッフによって計測されました。待合室で測った血圧はとんでもなく高くて、脈拍も120近かったし、下が100、上が165とかいう数値だったのでした。 アナログで測ってもらった数値は91と104だったと思います。 「平均ですね。コレ(電子機器で計測の分)は、違いますね。こんなことはありえません」とレシートには大きく×印が書かれました。 指導というのは、自分でできる乳がんチェックについての説明で模型を使ってしこりを探すというトレーニングでした(これがなかなか分かりにくい)
乳がん検診は、今回は超音波を使った検査で40歳以上(多分)はマンモグラフィーという機器で検査します。 横になって温かいジェルが胸部にのせられローラーで、内部の様子を見て何枚が画像を取り出していたようでした。 「ちょっと、ココ触りますよ。痛くないですか?」と言われ、ドキドキでしたが痛みはないと返事。でも、同じところを何かの設定を変えながら結構丁寧に(時間をかけて)見てありました。 あ、スタッフは女性です。 受付から医者からとにかく関係者は全て女性。
全てが終了し、受付に申告して着替えて退室。 もう、ぐったりでした。
下剤の効果は1時間後くらいから定期的にあって、しばらく落ち着きそうにありません …
あとは結果を待つのみです。 何も無いことを祈って…
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