こんばんは。あまつばめです。
昨日の日記を書きませんでした。すみません。
支所が違う年上の後輩(Tさん)と年上の同期(Sさん)が、私の職場に顔を出してきました。 仕事帰りにちょっと遊ぼうとなっていたので、同じ職場の人を1人連れて夜の街にまぎれていきました。
楽しい時間は、なぜに早く流れるのでしょうか?
誰も時間を気にしません。 私以外は電車に乗ることなく帰られる場所に住んでいます。 私は性格上、普段は時計を持たないと決めています。(時間が重要な場合は持ちますが)
「ちょっと」って言ったのに、気がつくと15日になっていました。 終電なくなるまで遊んでいたのです。 店に残っていた客は、私たち4人だけになっていました。 4人全員が気づかなかったというのは、いや、何ともいえないです。
しかたなく、Tさんの家に泊めてもらいました。 Tさん、ありがとうございます。
自分の部屋では寝られないくせに、Tさんの部屋ではこれ以上にないくらい熟睡をしました。 目が覚めると10時少し前。 耳をすますと、フスマの向こうからTさんの寝息が聞こえてきます。 家主はゆっくりと夢の中。なので本を読んでいる事にしました。1時間ほどしたころです。Tさんが起きてきました。 寝ぼけマナコに寝癖頭はいかにも起き抜けといった感じです。そして一言、
「うわぁ」
後で聞いてみたら、「知らない人が部屋で横になっている」だそうです。 私の姿はTさんより数倍すごいボンバーヘッドでした。
朝食(昼食?)を食べに、そして駅まで送っていってもらいました。 たびたびありがとうございます、Tさん。朝食ごちそうさまでした。←おごってもらった。
いつも見慣れた駅ですが、昼間に訪れることは少ないです。特に、余裕を持っていること、予定なくいることはほんの数回です。 このまま家に帰るのももったいない気がして、ぶらぶらすることにしました。
最初にしたことは、髪を切ること。 最近伸びてくるのをほったらかしにしていたので、少々鬱陶しかった。寝癖もタオルを巻いてごまかしているので、ぶらぶらするには恥ずかしいです。
結構、ばっさりと切り、本屋に向かいます。 何冊か立ち読みをした後、3冊買いました。 雑誌とマンガ。ともに月曜に買う予定だったものです。
小腹もすいたので、ミスタードーナツでおやつを食べることにしました。 買った本もゆっくり読みたかったので、コーヒーとシンプルなドーナツを食べながら1時間以上もゆっくりしてしまいました。
この後、家に帰ったのですが、電車の中で確認したことがありました。
今日のこと、別に仕事帰りにやることと変わらなかった。
それなのに、いつもと違う感じだった。
土曜の昼ということもあり、学生や子供連れが多く見られる。 どの店も人であふれ、いつもの、私の知っている客層と異なる。
この空気になれていない私は、ものすごく場違いな気がする。いてはいけない気がする。みんなの邪魔をしている気がする。 慣れない人並みに酔って、私のいく場所が違う姿でいることに嫌悪したのだ。 居場所を失った嫉妬、だろう。
それと同時に、楽しかった。
苦手な人ごみも、騒がしい店内も、この雰囲気も、全部が、何ともいえない暖かさを持っているのがわかる。 いつもと違う楽しみ方の笑い。こんなのもいいなと感じる。 知らないところも、確かに存在している安心感。 世界が虚構ではないということ。
まあ、大げさに表現しているけど、こんなことを確認した。 乗っている電車には疲れきった顔ではなく、今日一日楽しんだ顔。 こんな顔ばかりだったら、電車に乗るのも、怖くないのに・・・
もう1つ、嬉しいことがあった。 電車を降りるとき、中学生くらいのこが3人乗ろうとした。先頭の男の子が他の2人を制して
「降りる人が先だぞ」
といって、私に道を譲ってくれた。 朝晩の人ごみには、そんなことを言ってくれる人はいない。 とにかく、嬉しかった。 照れくさかったこともあり、扉が閉まってから「ありがとう」っていったから、聞こえていなかったと思う。
当たり前のことを言葉にして、そして実行する。
簡単だけど難しいこと。
その気持ち、忘れないでほしい。切に思う。
こういうことがあるから、どんなことがあっても、他人を嫌いになりきれない。信じてみようと思えてくる。
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