酒の苦さは呑むヒトしだい。 良薬ほど口に苦く、 腐毒ほど香り甘い。
こんばんは、あまつばめです。 明日は飲み会があります。 出席したくない。でも、出席しなければいけない。 嫌だなぁ。
酒。 なんで呑むのでしょう。 酒は、世界中、ほとんどの文明に存在する。 それどころか、サルも酒をつくるそうです。 美味しいものとは思えないのに。どうして?
年に何回か、酔いたくなることはある。 でもそれは、騒然とした盛り場ではなく、静まり返った夜空や、先も見えない豪雨を窓ごしに、きついのでしんみりやりたいものだ。 酔いたいのは酒じゃなく、情景にだ。
簡単に酔うと鬱になりやすい。 自分を徹底的にけなしたくなる。 たぶん、マゾヒスト。死にたがりの意気地なし。身体を引き裂きたい。
そんな気持ちごと、ゆっくり、ゆっくり噛みしめて、自分の栄養にしたい。 湧き上がってくる陰惨な感情を、酒の苦味と一緒に薬にする。 そのために、静かに呑みたい。
飲み会は、酔っているフリ・にぎやかに笑うフリをしないといけないから、嫌いです。 本当の内面と反対の行動をとるから、独りになったらタマラナクナル。
呑めるヒトは楽しそうだ。 みんな笑っている。 そう見えるだけかもしれないけど・・・・・・
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