2004年11月15日(月) |
ぎりぎり間に合ったけどね |
一人暮らしにラジオの音が 毎朝、ラジオとケータイのタイマーが私を起こしてくれる。
ラジオは優しく語りかけるように。 ケータイは闇を砕く一番鶏のように。
どちらも生活に欠かせない。
そんな中、一つだけ不満がある。 ケータイは、驚くけど仕方ない。 問題は・・・ラジオだ。
ラジオを切るタイミングが、苦手。
人の話し声や曲の合間は、切り取った瞬間にざわめきを連れ去っていく。 音の満ちた空間から、音の失われた空間に。 作られた静寂が、大嫌い。
いつまでも聞いていたいから、部屋を出るまでタイマーをセットしている。 「行ってらっしゃい」と語りかけるラジオ。
出勤の道で、不意に忘れ物に気がつく。 取りに戻らなければならないもの。 仕方なく戻った。
部屋の鍵を開けると、ラジオは一人で語ってた。 語っていた。 語っていて、音が消えた。
なんでもないこと。 ただ、タイマーが予定通りに仕事をしただけ。 止まらなくなった涙は、ラジオのせいなんかじゃないんだ。 ラジオのせいだけじゃないんだ。
夕飯 朝の雑炊の残りととろろそば。 見切り品だったから長いもが格安でした。 包丁の背で叩いて、荒いとろろを熱いそばにかけました。 おでんはこんにゃくと福袋とジャガイモを追加して今夜の夕飯は準備OK。
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