宇宙人がやってきた
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2001年11月22日(木) 全ては、始まっていたんだね

コータは、2歳になった。
その頃になると、ベビーカーで公園に来る子は、殆どいなかった。
母親と手をつなぎ、お砂場セットを持って、やって来る。

楽しそう・・・私たちも、歩いて行こうよ コーちゃん。
ダメなのだ。
家を出て、そこでもう大騒ぎ。
歩き出そうとする私に、なぜ、ベビーカーを出さないのだ!と。
何日か繰り返し、どうやら歩くようになった。
                
今日は、ハガキを出したいから、その先のポストへ寄って・・ 
ダメなのだ。
私の手を引っ張り、大泣き。
少しでも、いつもと違う道を行こうとすると、大騒ぎをする。
帰りに、スーパーへ寄ることも、できなくなった。

おとなしく、絵本を見ているので、読んでやろうとすると、
パタン、と閉じて、いなくなってしまう。
ついこの間まで、読んで読んで!と、うるさかったのに・・。

楽しそうに、幼児番組をみているので、一緒にと思い、
体操をしたり歌うと、とてもイヤがり、あっちへ行け!というしぐさ。

少し前、流行っていた“だんご三兄弟”。
コータも大好きで「ダンゴ!ダンゴ!」と歌っていたのに、
久しぶりに、TVの画面に映った瞬間、泣き喚く。

1日中、ジッとしていることの、無い子だったのに、
なんだか、いつもゴロゴロしている。

子供って、こんなものなのかな・・
きっと、私があまり、遊んでやらないからだよね・・・。

気がつくと、お返事「ハ〜イ」やバイバイの
赤ちゃん芸をしなくなり、
いくつか出ていた、言葉も、消えていた・・・・・。


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