宇宙人がやってきた
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2001年11月24日(土) 片想いの私

コータ2歳4ヶ月。下の娘“リスケ”が誕生。
前回、36時間かかった出産も、2度目は1時間半という
文字通り「あっという間」の、お産であった。

コータを産んだ病院は、6人部屋だったが
2人目だという人がいて、面会時間になると
上の子が飛び込んできて、帰りに必ず、ワーワー泣いた。

「うるさいな」と、「ロビーでやってよ」と正直思った。
そこは、大きな病院にありがちな、授乳、沐浴指導、勉強会と
スケジュールびっしりの、忙しい産科だったから
見舞い客が無い時は、皆、少しでも眠っておきたかった。

リスケを産んだところは、こじんまりとした産院。
個室なので、あの時の子みたいに、
「ママーッ」って、コータが飛び込んできても大丈夫。
帰りに、泣いたって、大丈夫。
早く、早くコータが来ないかな・・・。
産んだばかりの娘より、コータに逢いたくてたまらなかった。

部屋に入って来たコータは、私の事など見もせず
小さなベッドの中の、リスケを一瞥すると
テレビを少し見て、主人の手を引っ張り
しきりに、「帰ろうよ」という素振りをする。
その態度は、入院していた5日間、変わらなかった。

またしても、肩すかしを食う私。
コーちゃん・・どうして?
コーちゃんは、ママがいなくても平気なの?
・・・コーちゃんに、ママは見えているの?・・・


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