宇宙人がやってきた
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2002年01月18日(金) 聴力検査

2回目の聴力検査も、はかばかしい結果がでないので
3回目の昨日、脳波の検査をセンター内で、受けてきた。

「眠りを深くする薬」というのを飲ませ、眠った状態で脳波をとる。

息子を寝かしつけ
データを取る1時間ほどの間、そばに付いていた。

横たわったコータの頭から、検査の為のコードが何本も機械につながれている。
機械の音とコータの寝息だけが、規則正しく聴こえる静かな部屋。


何でもないことなのだ。
「これ、聴こえる?」と訊かれて「うん」と、ひとこと言えれば・・・。

ここは、普通の場所ではない。
助けが必要な子どもたちの為の、特別な場所。
検査の方法も違うし、サポートもある。

「音がしたら、そちらを見る」それだけで、判断してもらえるのだ。
赤ちゃんをあやすように、音だけではなく
光もあれば、お人形もクルクルまわる。

音が出て、ピカッと光って、クルクルとミッキーさんが廻りだす。
それでも、コータはそちらを見ようとしない。

普通なら「聴こえてないようですね」となる、この状態。
でも、先生にも判断がつかないのだ。
興味がないのか、見たくないのか、それとも、聴こえてないのか・・・。

それが、「自閉症」なのだ。


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