宇宙人がやってきた
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気がつけば、半月以上日記を更新していなかった。 「日記」と言えなくなってきたなー・・・。
行事が多かった6月。
学校見学が6回に、家庭訪問、個別プログラムに参観日、経験交流会など。 歯科検診や、内科検診なども、普通の幼稚園と違って親がつきそう。 間の日に、下の娘の通院、こちらは病院かけもち。
さすがに疲れがたまってきたが、クラスには上のお子さんの学校行事もあって 私なんかより、もっと忙しいお母さんもいる。母は大変なのだ。
家庭訪問。
4月のクラス顔合わせの時、1学期の予定表を見て青くなる。 家庭訪問・・・家庭訪問って、全員ですか?うちにもお見えになるので・・・? 「モチロン、伺います。」と先生ニッコリ。当然よね・・・。
瞬間浮かんだのは、「泥棒100人入りました」みたいな我が家の惨状。
どうしよう・・・。 どうしようったって、やるしかありません。掃除。おかたづけ。
平日は無理なので、週末まるまる使ってやりました。 何とか、「泥棒3人」くらいまで、復旧する。広い。清々しい。
「家の中、すっごいキレイだー・・」と夫が感嘆する。 「泥棒3人」なのに・・・。ちょっと、反省する妻。
個別プログラム。
これは、月に1度くらいの割合で本来休みの日に、半日ほど登園する。 内容は個々によって違い、子供の現在の様子や、今後の目標を かなり細かく設定して先生と親が相談するという有難いものです。
プログラムは、課題や生活の自立の他に、問題行動があれば それについての対策を、家庭とセンターで連携して改善していく。
コータは、「排泄の完全自立」や、「変化に対する弱さ」などが課題。 他にもモチロンいっぱいありますが、この2つが当面の課題。
センターでの時間中は、ほぼオシッコの失敗はないのですが(ウンチは家でする) やはり2度ほど「チビって、お持ち帰り〜♪」があったし 家にいるときに至っては、完全に紙パンツです。ウンチも「事後報告」
「変化に対する弱さ」というのは、“移動手段の変更”が特に苦手です。 「お出かけは、車で!」なんかも、そうですが センターでお散歩の時間に、いつもとコースが変わると 途端に不安定になってしまう・・・ということが多いそうです。
「それでも立ち直りが、ずいぶん早くなりましたよ。」と先生は 言ってくださるので、少しずつ息子なりに努力はしているのでしょう。
“こだわり”や“不安感”というものを失くすのは 「自閉症を治す」というくらい無理な相談なので、それにたいして どう対処すればよいか、ということを考えます。
認知の方法や、予告、つまり「お互いが折り合いをつけられる方法」ですね。 絵カードであったり、写真、モノ、子供によってわかりやすいモノは違います。
『TEACCH』などは有名ですが、他にもマカトン法といって 手話のようなもの使う方法、言葉のほうが入りやすいお子さん、などなど 皆それぞれ“得意分野”は違うので、それを見つけていくのも療育です。
年中サンの1学期が、やっと終わろうとするところですが 進路を決めるまでは1年ちょっと、今できることは精一杯やってやりたいし、 その具体的な方向を、相談できる場所があるという心強さ。
昨年の今頃は、泣いてばかりいました。 そして心情的には、それほど変わったわけではありませんが キレイ事でなく、「泣いてる暇」が私には無いので たとえ強がりであっても、やるしかない・・・というのが本音です。
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