宇宙人がやってきた
Diary index|past|will
リーちゃん、
ママは、何度も、何度も、ポストをのぞいて待ってました。 お手紙は、なかなか来なくって、ママは悲しかった。
けれど、ある日
「リーちゃんが、やってきます」というお手紙が届いて ママはとってもとっても、嬉しかった。
妹か弟が、やっとできたって、コーちゃんの為に嬉しかった。
ごめんね、リーちゃん。
リーちゃんは、いっぱい食べて、元気に育ってくれました。
けれど、リーちゃんが何か新しいことをするたびに 嬉しいよりも、不安な気持ちがいつも大きかった。
お兄ちゃんと、同じことができるようになっても 喜んであげられず、いつも心配でたまらなかった。
その先にある「障害の可能性」にばかり、いつも心を囚われていました。
ごめんね、リーちゃん。
この間、先生に診てもらって 「薄いけど、自閉傾向はあります」って言われたとき お兄ちゃんのような、ショックは受けなかったけれど
でも、ママが思ってしまったことは リーちゃんのことより、お兄ちゃんの将来のことでした。
「コータの支えに、なれるのだろうか」と そんなことを、先に考えてしまいました。
ごめんね、リーちゃん。 生まれる前から、生まれてからも、いつもいつも2番目で。
ごめんね、りーちゃん。
でも、でも、ママは貴女が大好きです。
とっても愛しくて、とっても大切。
ママの命より大事な人なのは、ふたりともおんなじです。 今までも、そしてこれからも。
4月から、ふたりきりの時間が初めてできましたね。
いっぱいいっぱい、出かけよう!
いっぱいいっぱい、楽しもうね!
お誕生日、おめでとう。
|