和田拓治郎の「夜景レストラン」

2008年08月27日(水) 日々是尚我慢




作業場の雰囲気はガラッと変わり、灼熱のイメージから食アタリのロシアンルーレットステージへ昇格。

前の日に食べ残したスナック菓子は、まず捨てたほうが無難。

そういった状況証拠が揃い、こんな田舎でも食べ切りサイズが適当になりました。
世で言う、セレブ買いとはこういうことかと実感している8月は最終週、魅惑の完熟ダイエット入門いたしました。

そういえば最近忙しくて、作業場のおじいさんのことを無視していたことを思い出し、本日は珍しくじっくり聞いてあげようと腰を据えてみた。

作業場に入ってくるなり、下を向いておじいさんがポツリ。
「ついにきましたよ」

私「何が来る予定でしたっけ」

お「溶接する場所を間違えた」

私「やり直せば良いじゃないですか」

お「やり直そうとして、同じことやりました」

私「あっ、そう」

お「もう、90歳だから」(泣きそう)

私「ヤバいっすね」(泣きそう)

お「気付いてない振りしてるけど、最近ウチのおばあさん何度も鍋を焦がしているんです、彼女はそれを食器棚の奥に隠しているんです」

私(すこし泣く)

お「隠したって、匂いで分かるんです、作業場にいても分かるんですよ」

私「みんなで気をつけていかないといけないですね」

お「火事をする前に、家を小さく改築しようと思う」

私「あっ、そう」(瞬時に泣き止む)

って、贅沢自慢じゃないか、バカやろう。
この不景気が包み込む大日本の最中、皆が2世帯住宅・ツーバイフォー的な建築物にネズミのようにまとまってます。
発言に気をつけてください。

だから好きです、地主のおじいさん。



さあ、話は飛ぶぞ。
きたる8月31日から9月2日まで、世界のドーナッツの中心






↑押すと予想通りの言葉に変化

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が始まります。

世間と一切の関係を断ったであろうと思われている、和田拓治郎先生。

案の定、あっさり関係してございます。

注目すべきは、おもてなし企画である平和記念公園オールライトアップ会場にて、平和のメインストリート資料館から慰霊碑までの石畳に、企画限定のスペシャルキャンドルが70個サミットである。

G8下院議長会議(議長サミット)

もちろんデザイン・製作はわたくし、彫刻家和田拓治郎。
構成出来るのは彫刻だけではない、火だって日常的に扱ってるんだ的な振れ幅の広さ。

空間を作れなくて、何が彫刻家だ。

見ろ、これがセンスである。


わたしは8月6日のイベントは嫌いだ。
しかし、その日を外したものはすべて推奨いたします。

この引き出しの多さに心惹かれる老若男女よ、イベントは31日から3日間。
一般公開時間は、日の落ちた午後7時から10時までの3時間のみ。

サラリーマンに断る理由は皆無の、いわゆるジャストアリバイスケジュール。
デートでいい、仲直りでいい、この日はここで待ち合わせ。

今から誘って断られても、チャンスは3日ある。
2回誘え、2人誘え。

そして、3回目は親と来い。


わたしの祖父は、被爆して長い闘病生活後に死んだ。
今まで言わなかったけど、厳しい時代に親を育ててくれてありがとう。

御礼になるか分からないけど、わたしの今がある証明として、個人的にこの火を贈ります。




※画像2は、感動映画の推薦者が、花田勝。

泣けんだろ。

だって、最高の笑顔じゃないか。


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