水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2002年04月01日(月) |
森瑤子著『わたしの大事な人だから』 |
4月1日です。 あちこちのホームページで、「閉鎖のお知らせ」にドキッとして「んもぉ!」 と唸っています。心臓に悪いですー! 信じやすい体質なんですよ、わたし。 笑
さて、今夜のお話は、先月末から読んでいる『贅沢な失恋』(角川文庫)の 第六話『わたしの大事な人だから』です。大人の男女の世界ですねー。 妻と離婚した坂本、恋人と別れた美也子、ふたりは恋に落ちそうで落ちない 崖っぷちで、友情を確かめるように食事と会話を楽しみます。
この会話がテンポ良くていい感じです。中年になっても逢い続けるだろうと、 美也子が歳取った坂本を想像するあたり、羨ましいですね〜。 男女の友情って、恋人関係より貴重なもののような気がします。
森瑤子さんの『扇のブローチ』(『贅沢な恋愛』角川文庫 収録)も、男女の 友情をテーマにしたもので、『わたしの大事な人だから』といっしょに読むと ぐっと効きめが増します。
「一番大切な女とは恋愛しない。結婚もしない」って、男の人の本音ですか?
一番大切な男の人とは・・恋愛したくないですね・・見ていたい。キャン♪
明日は『オリエンタル・グリーン』、最後のお話です。 じゃ、また明日!
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