水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年04月21日(日) 真保裕一著『盗聴』

面白かったですー! 

企業の盗聴によるスパイ防御策コンサルタント業の会社のスタッフが、仕事中に
偶然傍受した会話は、殺人現場の音だったのです。

書き出しからギリギリの緊張感です。いいですねいいですねーグイグイ引きずり
込まれました。警察無線のこと、盗聴システムのこと、盗聴の実態、事件の真相
が、テンポ良く展開していきます。ラストが巧くまとまりました。
伏線があちこちに張ってあったんですね〜。唸りました。

こんなに重い内容で、78ページは短いです。うーん、長編にしてほしいです〜♪
できたら、映画化してほしい!
苛酷な体験をする泉田は、もちろん、織田裕二さんをお願いします!

『ホワイトアウト』の織田さん、カッコ良かったです♡、、あん、なつかしー。
(原作を読んでから映画を見たので、少し残念に感じる場面もありましたが。)

今日から読み始めた「盗聴」(講談社文庫)は、表題作『盗聴』を含む五編の
短編集です。真保氏の短編って、珍しいですね。

第二話は『再会』、じゃ、また明日!


水野はるか |MAIL
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