水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
| 2002年04月20日(土) |
村松友視著『危険なアリア』 |
うぅ、またまた密会のお話でした。そして、妻子のある男性とバリバリ仕事を している独身の女性が主人公です。ということは、不倫ですかっ! (><;) 恋愛小説の短編集「贅沢な恋人たち」(幻冬舎文庫)の最後のお話です。 毎日こってりした恋愛小説を読んだので、少々胸やけをおこしております。
この本を編集された方は、読者の胸やけを予想したのか、最終話は少しミステリ 仕立てになっています。助かりました! ありがとうございますっ! 笑
京都ブライトンホテルでソプラノリサイタルが催された夜の出来事に立ち会って みてください。女は……、男は……、やっぱりと思うか、そんなぁ!!と驚くか いろいろでしょう。
本の裏表紙に、あなたはどの恋を選びますか?、とあるのですが、うーん、 どの恋も、苦しそうで、遠慮したいです。 笑
読み終えて、一番心に残っているのは、山田詠美氏の『天国の右の手』です。 渚子の一途な恋は、強く生きることを考えさせてくれます。
明日からは・・恋愛小説はしばらくお休みして、ミステリを読みます。 用意したのは、真保裕一著「盗聴」(講談社文庫)。五編の短編集です。 ワクワクです〜♪
じゃ、また明日!
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