水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
| 2002年04月19日(金) |
森瑤子著『東京ステーションホテル』 |
実在するホテルを舞台にした短編集「贅沢な恋人たち」(幻冬舎文庫)を読み 始めてから、はや七日目です。文庫本一冊をこんなふうに時間をかけて読むのも いいものですよ〜。恋愛疲れを感じてますが。 笑
さてさて、今日は第七話。舞台は東京ステーションホテルです。 タイトルがそのままホテルだったのには納得。このホテルのためのお話なのです。 クラス会で久しぶりに会った倉橋と旅行の約束をした明子とホテルのお話なんで すが、なんですが、、明子さん、夫がいるんですけどぉ〜!! いいのぉ〜?
ハァ〜!? 不倫旅行ですかぁ〜!?
うーむ、だから、クラス会は危ないのねー。
いやはや、明子さん、したたかです。
うーむ、共感はできませんが、、あ、このセリフ、第三話の『雪おんな』でも 使ったような気がします。不倫に共感なんて、ノーサンキュ〜なんですね。
それにしても、森瑤子氏の描く世界はこってりしています。 こってり味を英語では「rich」と言いますから、こってり=rich=贅沢。
贅沢な恋人たち=こってりした恋人たち!?←ちょっと違うような……。笑
明日は最後のお話、『危険なアリア』。京都ブライトンホテルを選んだのは 村松友視氏。 京都、行ってみたいです。ずいぶん前に一度行ったきりです。
ではでは。
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