水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年04月23日(火) 真保裕一著『漏水』

緻密な取材をする作家なんですねー、と改めて思いました。

『漏水』は、水道管について詳しくなれます! 笑 

水道局の人が使う音聴棒(おんちょうぼう)って、知ってますか?
水道局が、深夜に路面音聴調査をやっていることを知ってますか?

夜、堀場家に漏水調査に来た水道局の人が、キッチンの蛇口で給水管の中の
水の流れを調べる時まで、どんな事件が起こるのか、全くわかりませんでした。
ラストのどんでん返しが、おおおっ!!

もう少し、じわじわ感があっても良かったような気がしますが、短編だから、
展開が早いんですねー。うーむ、もったいない〜。もう少し膨らませて、長編で
読んでみたいです。

そして、2時間ドラマ化してほしいです。← 連日、同じこと言ってます。
主演の堀場は……、いえいえ、織田裕二さんは、最後に堀場にアレを投げてよこ
す男をやってほしいです。友情出演で。 笑

「盗聴」を読み始めてから、なぜか織田裕二さんを見たいんです^^
『ホワイトアウト』に自動リンクするんですー^^
あ、織田さんの新作映画『T.R.Y』は、日本と中国と韓国の合作だそうですねー。
で、詐欺師だとか!? ど、どんな映画でしょ……、
絶対見に行きます、織田さんっ♡


『漏水』は「盗聴」(講談社文庫)の第三話。
上司思いの部下にも感激しました。 水道局の皆さま、ご苦労さまです。


明日は『タンデム』、サーキットのお話のようです。
じゃ、また明日!




水野はるか |MAIL
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