水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2003年02月01日(土) 朝松健『十死街(サツセイガイ)』

これは、お薦め! 満足度101%です。
舞台は返還前の香港。漢方薬の買い付けに行った“ぼく”は、“あっちの世界”に
迷い込みます。そこは、夢の中のように秒きざみで場所が変わってしまう街。
そこで香港マフィアの戦いに巻き込まれた“ぼくは”──。

「十の恐怖」(角川ホラー文庫)九番目のお話は、妖術・<火>神術でワックワク!
短編なのに、場面ごとにタイトルがついて、豪華?(笑)な感じがたまりません。
戦闘シーンを楽しめるのはあまりないので、肩に力が入ります。
ぜひぜひ、読んでみて下さい。

!ところで、この短編集、恐怖がウリのはずだったんじゃ・・。




水野はるか |MAIL
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