水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2004年12月07日(火) 谷村志穂『のぞき部屋』

こういうのを、ストーカーと呼ぶんじゃありませんか!?
恋人に執着するあまり、彼の行動を見張るために部屋を借りる女のお話。

大好きな彼が、仕事から戻ったかしら?とか、もう眠っているかしら?とか
考えるのは楽しいですよね。それは、理解できますよ。でも、彼の部屋に
他の女が来ているのでは?なんて疑うようになったら、それは、たぶん、
ストーカーのはじまり。好きだから、を言い訳に、ストーカー症状は進行して
いきます。

彼が今、何しているかな?と思い巡らす時間は、素敵な時間でも、何から
何まで恋人の生活の全てを自分の目で確認しないと気がすまないなんて、
怖くもあり、哀れでもあります。

主人公は34歳。10歳年下の彼を失いたくないという気持ちは感じられても、
心から愛しているとは思えない。何かにのめり込みたい。違いますか?


水野はるか |MAIL
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