水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2004年12月17日(金) 谷村志穂『美味しいポップコーン』

何も考えていないようで、実は、考えている。気軽に恋をしているようで、実は、
相手をよく見つめている。相手は100%自分に夢中でも、自分はそうじゃない。
そんな女の子のお話。ふわふわしているようで、男には見えない芯があるんです。
女は強かです。← したたか、を漢字にすると強かだと発見!知ってた?

短編小説の良さのひとつに、つかの間の瞬間移動みたいなものがあって、この
作品を読みながら、ポップコーンのいい匂いがするクラブへ行ってきました。

若いっていいなあ〜。偶然、出会った人と名前を交換できるのは若さですよ。
「俺ね、コウイチ」なんて、言われても、ちょちょっと、自分の名前を教えるのは
抵抗あります。(名刺がないと安心できなくなっているのはいかがなものか・・。)
「どんな奴が好み?」なんて、聞かれても、、、、ねぇ。
若いふたりなら、並んで食べるポップコーンが似合います。


水野はるか |MAIL
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