水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2005年04月06日(水) |
永井するみ『ランチタイム・ブルー』 |
お久しぶりです。こんにちは〜♪お元気でしたか? 久々の更新だと、入り方に戸惑いますね。まあ、相変わらずのスタイルで、 コツコツいきますので、どうぞよろしく。
4月に読み始めたのは、永井するみ「ランチタイム・ブルー」(集英社文庫)です。 8話の連作短編集で、新米インテリア・コーディネーター(なつかしい響き)の 知鶴のまわりに事件が起きて──というもの。知鶴は29歳、恋人なしで転職 したばかり。うーむ、恋人なし、ということは、謎を解くのも知鶴?それとも、 素敵な出会いがあるのかな?あったらいいのに、とワクワクしながら、第1話へ。
最初の事件は、表題作『ランチタイム・ブルー』。 転職した知鶴の仕事のひとつは、部のメンバーのお弁当を注文することで、 時には、頼んだ頼まないのトラブルも。。うーむ、それで、ランチタイム・ブルー ですか。。ある日、部長にお弁当を会議室に持ってきてと言われた知鶴は、 余っているお弁当がなく、買いに出るのも億劫になっていたところ、冷蔵庫に 前日のお弁当がひとつあるのを見つけ、それを部長の元へ。食べた部長は、 ひぇ〜大変です。救急車で運ばれることに──。
そのあとはドキドキからドックドク!!ハラハラハラハラ。ホッ。 あーこういう部長、いるいる!と楽しめました。文章も読みやすくていい感じ。
思いがけずオフィス事情を知った知鶴。まずは人間関係を把握したようです。 お弁当の注文って、煩わしいですよね。知鶴、がんばって!
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