水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2005年04月10日(日) |
永井するみ『カラフル』 |
おお!『カラフル』は、読んだことあるはず・・と、日記内を検索したら、な、なんと、 2004年の4月8日に読んでいたではありませんか!ちょうど1年前です。 そのときは、「緋迷宮」(祥伝社文庫)の中で、宮部みゆきの『おたすけぶち』と 森真沙子の『かもめ』に挟まれ、やや控えめな印象でしたが、こうして、もう一度 読んでみると、どんよりとした深いものがあります。
ストーリーは、とってもシンプル。知鶴に、部屋の模様替えを相談していた友人が 殺人事件の被害者になってしまいます。犯人は親しい人間だと直感した知鶴は、 犯人探しを始めて──。
知鶴には恋人がいないので、こういう展開になるのは、それはそれでいいんです けれど、、、、、やはり、恋人に登場してほしい!そして、知鶴と、推理と意見を 戦わせながら、というのを切に希望したいです。でないと、犯人に迫る知鶴が、 イキイキしすぎちゃうんです。友人が死んでるのに。そうなると、読み手としては、 引いてしまうわけで……(モゴモゴ)。。
読み終えて、ふと思うのは、、、、どうして、男の人って……。 どうして、若い女の子がいいのかってこと。永遠の真理ですか?
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