skajaの日記
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2002年04月14日(日) |
そんなに目立ちますか |
日曜日は職場のソフトボール大会のため朝6:30起き。 2:00頃に寝たので大変辛い。 うちの職場の女子職員はソフトボール経験者が異様に多く、 ソフトボール大会も真剣そのもの。 3週間前から朝練までしている。付き合っちゃいられん。 ちなみに私はキャッチボールもまともに出来ないレベルだ。 半分寝ながら応援してたら打球が腕に当たった。痛い! でも何とか大会終了。 しかしこの日の帰りにちょっと嫌な体験をする。
某駅で、突然若い女性に声をかけられた。 道を聞かれたかと思って立ち止まったら、どうやら宗教の勧誘 らしい。 しかも内容を聞くと、「私はアトピーで悩んでいたが、教会に 行ったら皮膚だけでなく人間関係もすっかり良くなった。だから あなたとお話をしたい。」というものだった。 確かに私もアトピー(肌が弱くてアトピー気味、のレベルよりも もっと悪いタイプの)だし、当然コンプレックスはあるんだけど、 生まれた時から付き合っているものなので、あなたが思うほど 不幸ではないんだよね。
皮膚がちょっと普通の人と違うことで、ジロジロ見られたり、 からかわれたり(これは大人になってからはない)するのは 最も傷つく事だ。 でも2番目に傷つくのは「気の毒に。直す方法があるから教えます」 と見知らぬ人から声を掛けられたりすることだ。 本当に親切心から言ってるのかもしれないけど。 私そんなに目立ちますか? ああ言われることで、彼女にとっては私は「アトピーの人」としか 認識されていないのがよくわかってしまう。 最近けっこう化粧なども出来るようになってきて、腕や胸の開いた 服を着なければ気づかれないさ、などと思っていたためにショックも 大きい。
彼女は「今度お話しましょう」と言って名前と携帯の番号を書いた メモを渡して去っていった。 私の連絡先も聞かれたが、当然教えず。 結局あの人、何の宗教の方だったんだろう? 5年程前に天○教の人にも「うちの宗教信じれば皮膚が良くなります」 と突然声を掛けられたことがあり、やっぱりブルーになった。 あれは彼女が「不幸な人を救ってあげよう」という気迫に満ちた人 だっただけで、宗教自体とは全く関係ないんだろうけど。 そういう人と出会うと「人の不幸につけ込んでくる宗教」という 悪いイメージがどうしても生じてしまう。
私は信仰、信心というものは人間には自然に生まれるものだと思って いるので否定はしない。むしろ大事だと思う。 でも布教に関しては懐疑的だ。 その人が本当に幸福で満ち足りているなら、勧誘してまわらなくても その信仰や考えは広まっていくものだと思う。 日曜日に出会った女性も、私の幸せを是非あなたにもお話したいと 言っていた。 彼女が充分満ち足りているなら、普通の生活の中で幸福を周りに 分け与えていけるのではないかと思うんだけどなあ。 それじゃ不満なのかしら。
skaja

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