skajaの日記
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2002年10月06日(日) 消化不良

今日から中国語会話の10月期が始まった。
私が取っている講座は「入門編」なのだが、4月から始まって
テキストは17課まで進んでいる。
期が変わって新しいメンバーが入っても、復習することはなく
どんどん先に進んでしまうので、今は「初級編」くらいのレベル
なのかも。
なのに、スクールのパンフレットには「発音から丁寧に教えます」
と書いてあるままなので混乱が生じる。
今回も全くの初心者が入会してきて、「入門編じゃないんですか」
と驚いていた。
「17課まで進んでるので、初心者は無理ですね」とか言い切る
講師も講師だが、入会時に説明しない事務も問題有りだと思う。
講師と連絡を取り合っていないのか。
たぶん新規入学の方は話が違うと事務に抗議して、お金も払い戻して
もらったのだと思う。
7月期も同じ様なことがあったのに、学習していないらしい。

今日は代行の男性講師だった。
教室に入ったらいきなり中国語で話し始めたので何かと思ったら、
いつもの先生は風邪でお休みですと言っていたらしい。
(友人Tが後で教えてくれた。)
私は軽いネタ話なのかと思って聞き流してしまった。
そういうことは日本語でも説明してほしいと思う。
あるいは黒板に書くか。
たぶん「わかった?」とも聞いていたのだと思うが、それすらよく
わからなかった(たぶんほとんどの人が)。
彼はずっとそんな調子で、(授業では、けっこう日本語しゃべってたのだが)教えるべきところは半分中国語で流し、言葉遊びなどは
日本語で丁寧に教え、発音練習や本文朗読はやる気のない小声という
何だかとんちんかんな教え方を押し通した。
私も中国に留学してるのであれば、理解できないのは自分のせいだと
反省などしたと思うが、ここは日本のクラスなのだ。
私は日本語での説明や、黒板への板書を要求してしまった。
だって高い授業料払ってるんだもの。
友人Tは大体理解できたらしい。
たぶん上級者に合わせた方がクラスのレベルは上がるし、どんな
やり方であっても意地でも食らいついていく姿勢の方が、語学は上達するのだろう。
でも今日の授業は正直言ってつまらなかった。
あんまりちんぷんかんぷんだと食らいつく意志も失せるのだ。
クラスメートはいつにもまして無口だったし、さすがのTも
すごくローな気分の授業だったと言っていた。
ここ3週間授業が無く感覚が鈍ってため、更にきつかった。
準備体操無しに無理な運動をしてしまったようなだるさと消化不良感。

でも学んだこともある。
その講師は「16課まで進んでるんだから、そこまでの内容はばっちり
マスター、もちろんそれ以上のことも自主学習してるんでしょ」
という態度だったのだが、彼ら中国人にとって、高い月謝を払って
語学を習うというのは、そういう感覚なのかも知れない。
我々は、教養として習っているだけだし、前回までのことは
忘れちゃった、えへ、ぐらいの勢いで教室に来てしまうけど。
そんな訳で、さんざんぶつぶつ言いながらも、やっぱり少なくとも
習ったことは覚えようと思った。
ふてくされてばっかりはいられないわね。
やっぱり人と顔を合わせて学習するのは刺激になりますな。


skaja

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