skajaの日記
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2003年03月23日(日) 金沢旅行記3

朝、ホテルのレストランで朝食。
チェックアウトしてフロントに荷物を預け、金沢城公園に向かう。
今日は快晴。気持ちが良いので城の前の橋でステップを踏む。
朝だからあまり客がいないんだもん。
公園職員のおじさんにキビタキという鳥の名を教えてもらいました。
そして壁に触れる部分があったので、一部に石を埋め込んできた。
壁積み体験・・もしかして違法行為か?
10:00になったので近くの石川県観光物産会館に向かい(途中Tが九谷焼の湯飲みを購入)、和菓子作り体験に参加した。
和菓子作り体験ができて、4つもお菓子もらえてたったの\1050!!
作るったって上生菓子の形を作るだけで、素材の餡はプロが作ったものだし、半券は物産会館の\500買い物券になるのです!!
素晴らしい企画。お菓子は日持ちしないけどね。
大好きな「きんとん」を自分で作ったのは感動であった。
それぞれちょっとブサイクながら味のある上生菓子作って40分。
終わった後はちゃんと半券使って湯飲み(割ってしまったのだ)を買いましたよ。
他にも、落雁、飴、胡桃の佃煮最中など金沢の味覚を少しずつ購入。

お昼は兼六園近くの甘味屋さんで治部煮丼を食べた。
昨日の昼も治部煮付いてたけど。わし大好きなのよ。ああ幸せ。
食後、浅野川のほとりをぶらぶら歩きながら東茶屋街を目指す。
今日は日が出ていて暖かく、川岸で休んでる人達も気持ちよさそう。寒い日じゃこうのんびりはできんよ。
歩いていて宇多須神社という神社に出くわしたので、記念に恋みくじを引いてみる胸きゅんな三人。私は小吉。困難があるけど乗り越えろって。はい、わかりました。
東茶屋街では志摩という江戸時代のお茶屋(廓)をそのまま残した建物を見学。お客さんの方の席に座ったり、芸子さんの席に座ったりできて面白かった。結構触ったりもできるのよ。
ここは入館料+お抹茶+お菓子で\1100というセットがあってなかなかお得です、奥さん(こんなんばっかね)。
離れがカウンター式のお茶室になっていて、そこでお抹茶と上生菓子をいただいた。カウンターが掘り炬燵みたいになっていて、足下にホットカーペットをひいてあるのがありがたい。
三連休中だというのに、わしらの他に客は来なくて貸し切り状態よ。
みんな存在に気付いてないのかしら。ええとこなのに。

東茶屋街を出た後、友人Tのお父様の母校である馬場小学校(別に名所ではない)前で写真を撮り、お父様が昔住んでいた辺りらしい民家も写真に収めた。端から見ると怪しい3人組。
主計茶屋街周辺をぶらぶら散策してからホテルに荷物を取りに行き、そう言えばウェルカムドリンク券を使ってことを思い出して、ラウンジでお茶した。
お土産一杯になったので各自ごそごそと袋詰め作業し、それでも手荷物モサモサなので、駅まではタクシーで移動。
やっぱり自分も欲しいと、友人Hが駅の土産物屋で九谷焼の茶碗&湯飲みを購入。結局3人とも湯飲み買っちゃったよ。
それぞれ駅弁を買って、16:29発の特急「はくたか」に飛び乗った。

お楽しみの駅弁は、迷ったんだけどあなご寿司にしました。酢飯の間にキクラゲの佃煮が挟まっていて、甘くて柔らかいあなごとの調和が大変よろしい。
他の二人が買った柿の葉寿司とあなご寿司を一切れずつ交換し、行きに買って食べそびれたチーかま(ピリカラ味)も頬張る。
帰りはあっと言う間だった。
越後湯沢で乗り換えた新幹線「たにがわ」車内でアイスを食べるつもりだったのだが、売り切れてしまってたのが心残り。
新幹線でアイスを食べたくなるのは、うちのおっさんの影響である。

上野に着いたのが21:00くらい。そこから真っ直ぐ家に帰るつもりだったのだが、そうはいかなかったのだよ。
自宅の最寄り駅に着いてから気付いたのだ。携帯電話が無い!!
すぐ駅員さんに問い合わせてもらったら、東京駅ホームに落とし物として届いてるので今日の24:00までに取りに来いと言う。
正直めんどくさいと思ったのだが、どこか辺鄙な落とし物センターに移されても困るし、何より駅員さんの余計な仕事を増やしてはならないとも思ったので、取りに行ったさ。
手荷物2つに「石川県観光物産会館」の紙袋ぶら下げてな。
かなりぶーたれ気味だったのだが、東京駅21番ホームの駅員さんは(もういい加減嫌気がさしているだろうに)とても優しく「お気をつけて」と声をかけてくださったので、ちょっとじーんときた。
私は沢山の人に支えられて生きています。

それでも23:00過ぎには家に帰り着いた。
モルモットの小屋掃除は既に母が済ましてくれていた。謝謝。
洗濯物出して、風呂入って、腹筋も背筋もせず、バタンキューと寝た。
オルガはこちらにお尻を向けたまま。振り向いてもくれなかった。


skaja

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