TOI,TOI,TOI!
今学期からバロックも専攻していて、すでに2回のレッスンを受け、もううれしくて楽しくて先生のファンになっている私。 かっこいいのに、素敵な人。レッスン後帰ってくるときものすごい上機嫌になって自転車をこいでいる自分がいる。
この先生はFreiburger Barockorchester(FBO)の創設者の一人で、コンミス。フランクフルトに教授の籍があり、週に一度だけまとめてフランクフルトでレッスンしているが、住まいはフライブルク。なので、私は今学期だけここでレッスンを受けているのですね。そして、先生の住まいは今の私の住まいからなんと一つだけ通りを隔てただけ。近。
入試の日にその場で貸し出してもらった先生所有の弓を買うかどうか迷っていたが、買うことに決めた。ちょっとこんな大きい買い物は生まれて初めてなんでドキドキしたけど、こんないい弓に探さなくても巡り合える機会がこれからあるか分からないし、(めんどくさがりの私が果たして積極的に探すかどうか、というのもあるけど)とにかく先生がいい弓だというんだからいいという判断をした。ドキドキ。
このバロック専攻についてだけど、ディプロムでヘンデルを弾いて以来ずっと興味があって、で、今やることにした。このProbespiel戦争&オケの仕事のさなか、というのもあるけど、今ギリギリ学生で、この機会を逃したら一生こんな機会はないかな、と。私の性格からして、あとでお金を払ってまで個人レッスンを受けにいったりする根性があるかな、と。ないかな、と。
といってもこの専攻のために学校に授業料は払っていて、1学期ごと500ユーロ。ま、練習しないでレッスンにいったりできない感じね。っていうか本当はそっちばっかり練習したいんだけど、今はカルテットとオケで手一杯で、欲求不満。
カルテットは今フライブルクに全員いて、毎日合わせしてます。仕事と合わせ以外のことができない毎日。個人練習すらできない。なぜならほかのメンバーは私が仕事中に個人練をして、私を待ち構えているので、私はほとんど指慣らしすらできない状態。
日曜、いよいよ本番です。まだ全然合わせが足りてません。 本当にカルテットは不経済。だって合わせに要する時間が多すぎる。今回は特に無茶なプログラムを組んでしまったというのもあるけどね。ま、いいトレーニングになっているのでいいんですが。 けんか寸前までいくのが非常に早いこの女4人のカルテット、本番はどうなるのかしら。 いろんな意味で楽しみ。
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