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2002年02月16日(土) ■ |
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ゆとりの中で生きる力をはぐくむ教育 |
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今日、中学の授業参観がありました。 国語の授業でしたが、 何か物足りない。
先生が生徒に対して友達のようになれなれしい 国語の授業になぜ風呂敷の包み方を教えるのだろう・・・
深夜明けで眠いのを我慢して、 教室の後ろから眺めていた中学の授業
でも生徒達はみんな先生の授業を楽しそうに受けていた。
授業参観の後、 学校も完全週休2日になるにあたり ゆとり教育の話しを聞きました。 今日の国語の授業もただ詰め込むだけの教育ではなく、 子供達に考える力を引き出そうとしている授業だったのかと 理解することが出来ました。
ゆとり教育で、学力低下も気になる。 複雑な心境で話しを聞きました。
*これからの社会を生きる子供達に必要な力は・・・ 激しい変化が予想されるこれからの社会においては、生涯を通じて、いつでも自由に学び続けるという生涯学習の考え方を更に進めていく必要がある。 ただ暗記だけの学習で試験の点数かせぎではなく、自分で考え、自分の考えを持ち、それを自分の言葉で表現出来る力を養い、実際の生活に生かすことが出来るようにする。
多くの知識を教え込む教育⇒自ら学び自ら考える力を育てる教育 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎体験的な学習、問題解決的な学習を重視 ・知的好奇心や探求心をもって、自ら学ぶ意欲や主体的に学ぶ力 ・自らの力で論理的に考え判断する力 ・自分の考えや思いを的確に表現する力 ・問題意識を発見し解決する能力
*観察・実験・見学や調査 *スピーチ・討論・ディベート *自ら調べ・まとめ・発表する活動 *もの作りや生産活動
◎道徳教育を充実 *基本的な生活習慣、善悪の判断、社会生活上のルール *ボランティア活動や自然体験活動などの体験活動を生かした学習
◎国際化へ対応した教育を充実
◎情報教育を充実 *コンピューターの活用など情報に関する学習
◎体育・健康教育を充実 *健康保持促進出来るように、基礎的な体力の向上を図る *生涯にわたり積極的に運動に親しむ資質や能力の育成を図る *心の健康、望ましい食習慣の形成、生活習慣病の予防、薬物乱用防止などに適切に対応できるようにする。
週休2日になり、子供の教育は学校だけではなく、家庭、地域にかえされる。 現代の子供達は、受験戦争で忙しく、子供達の心のありようがおかしくなっている。 学級崩壊、いじめ、不登校・・・ 教師も病むこの時代
中2の娘はバレー部とボーイスカウトを両立させていましが、ボーイスカウトの大きな大会で、バレーの練習を休んだ時に、顧問の体育の口の悪い女の先生が、「練習休んだら、試合には出さないよ、1年のボールひらいでもしときなさい」なんて言われたそうです。 スパルタで昔のような根性モノのマンガに出てくるようなそんな指導は、今の子には通用しません。 子供にもプライドもあるし、親としてもなんか許せない言葉だと思う。
また、練習中失敗したら、「学校やめてしまえ」って言われたそうです・・・ 言われた子供の親はそのことをすごく怒っていました。
このようなゆとり教育で、先生方も研修などを行い 子供達に魅力ある授業を提供してほしい。 時代はどんどん変化しているのに、頭の固い先生方が多いように思う。
授業参観などで先生方を観察させてもらって思う事は、一番保育所の先生が子供達の気持ちをよくわかり接してくれていたなと思いました。
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