Opportunity knocks
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朝、窓をあけたら雪が降っていた。 あたりいちめんが真っ白。 普段見慣れているはずの風景なのに、 雪が降っただけで、まったく違う風景に感じられる。 灰色の空、枯れ枝につもった雪の白さ、 そして何より、時間がとまったかのような静けさ。 雪は音を包み込んで無音化してしまうのだろうか。
寒さも忘れて、しばし風景にみとれる。
わたしの住んでいる場所はすぐ前が海なので、 滅多に雪は降らない。ごくたまに降ることは あっても、まず積もらない。 だから今日みたいに、一面銀世界、という日は 本当にめずらしい。
コドモと一緒に海まで散歩する。 コドモは雪が降ったのがうれしくて、 まるでイヌコロのようにはしゃいでいる。 雪だるまを作ろう!なんて言い出す。 寒くないのか? 冷たくないのか?? コドモのエネルギーに圧倒される。
ウチに帰ったらいきなり連れ合いが、 「明日、スキーにいこう!」 と言い出した。雪をみてイヌコロになったコドモと たいして違わないのではないかと、少々唖然。
「でも、すごく寒いんだよ。まだ雪降ってるし明日っていったって・・・。」 「だいじょうぶだって、おれまだ休みだし、ゆっくりいけばだいじょうぶ。」 キミは休みかもしれないけど、わたしはあさってから仕事なんだぞ・・・と 胸の内でつぶやいてみたが、そんなことお構いなしで連れ合いは事を進めていく。
こんなわけで、明日は白鳥高原というところにスキーをしに行く事になった。 あー・・・わたしの貴重なお休みが…。
つづく。。
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