Opportunity knocks
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2004年12月23日(木) 一日目

朝。
午後遅くの飛行機なので余裕で寝坊。
10時くらいに起き出してやっと朝ご飯。
最後のパッキングをして、12時半に家をでる。
関空出発なので、近鉄電車にのって大阪まで。電車に揺られて3時間余りようやく難波駅着。
南海電車に乗って関空までいくのだけど、予定より早く着いたので少し戎橋周辺をぶらぶらする。
焼き蟹やたこ焼きなんかをたべる。
イブを前にしてさざめいている街を眺めながら、あーこれから遠くへ行くんだなとぼんやりしたりして、
そんな自分がなんだか可笑しかった。

そんな感じで時間をつぶしているうちに日が暮れてきたので、
難波駅にもどり南海電車に乗って関空へ向かう。
だいたい快速で45分あまりの道のり。
難波駅を出たときは満員だった車内も関空に近づくに連れてしだいにまばらになり、
ついた頃にはわたし達を含めて数人だけになった。
なんだか銀河鉄道999みたいな雰囲気。

空港ロビーに入り、スーツケースを預けて、出国手続きをする。
機内食が不味かったときのために、スタバでクリームチーズのパストラミサンドと
チョコレートマフィンとミネラルウォーターを買う。

搭乗アナウンスが流れたので機内へ。NW15便。
席は通路側から中央に向かって三つ。窓際がよかったなあとコドモ。
それでも、はじめての(アメリカに行った時の記憶は殆どないらしい)飛行機、海外、ということで、周囲をきょろきょろ眺めたり、
機内放送用のヘッドホンをためしてみたりと好奇心全開の様子。
そうこうしているうちに21時50分離陸。久しぶりの感触だなあとおもう。
自分が長く引き伸ばされた影になったようなそんな感覚。
コドモをちらっとみてみると、口をぎゅっと閉じてひたすら前方を凝視しているので、思わず笑ってしまう。

飛行機が高度に達し、シートベルトのサインが消えたので、
スチュワードやスチュワーデスが機内食のメニューやら免税品のパンフレットなんかを持ってくる。機内食のメニューは、ポークカレーorチキンの甘酢ソースヌードル添え。やっぱりあまり期待できそうにない感じ。食べ物を買っておいてよかった。

離陸後、2時間後くらいに機内食が配られる。
やっぱり想像していたとおり不味い。それでも温かいのと、パンが意外においしかったのが救いかな。
コドモは緊張しながらもスチュワード相手に、エクスキューズミーやらジャパニーズティープリーズ、やらドゥユーハブコーク?など喋っていて、なんだかちょっとたのしそうだった。
コドモと時差や日付け変更線のことなど話す。
日本とハワイの間に19時間の時差があることはなんとか理解できた模様。

コ「日本の12月23日はもうすぐ終わるけど、ハワイの12月23日は今から始まるんだよね。時間をさかのぼるんだね。」
N「そのとおり。」

そんな感じで、コドモ&連れ合いと会話しつつ、持ってきた文庫本を読みつつ、
ひたすらたべものを食べつつ、映画なんかを観つつ(I ROBOTという映画。ウィル・スミスがでていた)時間は過ぎていった。

そして7時間余りが経ち、ようやく無事ハワイに到着。
雲は多めだけどいちおう晴天といってもいい天気。
機内をでてイミグレーションに向かう。
建物の中にいても明らかに気温が高いことがわかる。着てきた七分袖のニットが肌にまとわりついている。

イミグレーションでかなり待たされる。
一斉に搭乗客が押し寄せたこともあるけど、指紋(左右の人差し指)や顔写真までパソコンに取りこんでいるため、ひとりひとりに時間がかかる。
さらに男性のひとり客なんかは熱心に審査するため時間がかかっている様子。
テロ対策で新しく導入したシステムなのだそう。たいへん。

やっとイミグレーションをでて、預けたスーツケースを受け取った後、シャトルバスに乗って予約したホテルに向かう。
花の匂いというか、人の使う化粧品とかいろんなものが違うのだろうけど、
当然のごとく日本とはまったく違う匂いがする。街路樹や生えている植物なんかもかなり違う。蔓が幾筋も垂れさがってそれ自体が細い幹になりつつあるという不思議な樹(バニヤン・ツリーというらしい)が目をひいた。

ホテルにチェックインした後(広めのリビングのほかにベッドルームが別にあって思ったより広い)荷物を置いてとりあえずランチ。
コドモはお昼なのにリブステーキをいきなりオーダー。すごい食欲。







ランチ後、ワイキキをふらふら観てまわる。
巨大でゴージャスな海の家みたいな街。
前から聞いていたとおりカラカウア通りは高級ブランドショップや有名ホテルが建ち並び、大きな資本が投入されているのがよくわかる。
そしていろんな人からお金を回収しようとする、気迫のようなものも感じる。
1時間ほどみてまわったあと、どうにも眠くて仕方ないのでホテルに帰って午睡。
起きたらなんと6時近かった。
貴重な時間を無駄にしてしまったけど、午睡したおかげで少し頭がすっきりした気がする。

夕方、暮れかかったワイキキをぶらぶらしながら見てまわる。
昼間ビーチにいた人達が通りにもどってきていっきに人が増えている。
ツーリスティックな雰囲気。でもこういうのも悪くない。
みんな露出度の高いラフな服装をしていて、なんというか開放的。
でもそれだけではなくて、寛容さというか、服装なんてらくなものでいいんだよというようなeasygoing的な雰囲気があって、
それが気持ちをリラックスさせてくれる。さすがハワイ、とおもう。

予約しておいたレストラン、「DUKES」にいく。
コドモはまたまた肉肉肉。あきれるほどのたべっぷり。ほんとにすごい。
連れ合いとわたしはマヒマヒという魚とロブスターを頼んでシェアした。
ロブスターが美味しくて感動。身が厚くて味も濃厚。かなり美味しかった。
マヒマヒは味はカジキに近く食感は鯖に近い感じの魚。淡白な味だけど食べやすくてこれもおいしかった。
でもしょうゆをかけたらもっとおいしくなったような気がする。今度は隠し持っていこうと決意。
ウクレレとベースとギターの3人のバンドがテーブルをまわって音楽を演奏していたので、1曲弾いてもらうことにする。
リクエストは?と聞かれたので、何か日本の歌を知っていたらそれを弾いてほしいというと、曲名はよくわからないが知っている曲があるのでそれを演奏するとのこと。
スローバラードだけど、間違いなく日本の歌詞。
どこかで聴いたような気もするのだけどわたしたちもよく思い出せない。
でもとっても素敵な歌で、あたたかくて気だるい南国の夜によく合う曲だった。

もう食べられないというくらい食べてレストランをあとにする。
フラのショーをみたり、路上のミュージシャンを冷やかしたりしながらカラカウア通りを歩く。
コドモと連れ合いは早くもそれぞれアロハシャツを買って、そのまま着たりしている。
コドモは薄いブルーにハワイの地図やハイビスカスがプリントされたかなり派手なやつ(コドモが自分で選んだ)。連れ合いは黒に近いグレー地にベージュの花柄(わたしが選んだ)それぞれ気に入ったみたいで、終始笑顔。
わたしはというと、日中の日差しの強さに対抗するためサングラスを買った。結構大胆なデザインのやつ。日本でしているとちょっと浮いてしまうようなもの。でもOK、ここはハワイ、なんだって許されるんだよたぶん、ということで良い事にした。途中、ホテルの近くのABCに寄って(ワイキキには無数に存在する)朝食用のクロワッサン、ジュース、ソーセージ、チーズなんかを買って帰る。
日記メモを書いてベッドに直行。明日は早起き予定。

そんな感じで、たぶん人生の中でいちばん長かった12月23日が終わった。




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