Opportunity knocks
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最近、またよく夢をみるようになった。 おととい見た夢は、天井からとめどなく水が落ちてきて部屋が水没してしまうという夢。わたしはというとまいったなーと思いながら、部屋の中をうろうろしている。そのうちに水かさがどんどんましてくる。テーブルやらソファやらが水の中に沈んでいく。 現実的に水没はありえないのだけど、そこはまあ夢だから。
昨日は川上弘美の小説を読んでいる夢をみた。 何の小説を読んでいたのかはわからないのだけど、良い気分で目が覚めたのでたぶん良い夢だったんだろうとおもう。
と、夢のことを思い出していたら現実に川上弘美の本が読みたくなったので、図書館に行って借りてきた。 「センセイの鞄」と「光ってみえるもの、あれは」の2冊。 「センセイの鞄」は5年ぶりに読み返した。 ぼあぼあ、とかワタクシ、とかセンセイはふわふわと笑った、だとか、そういう表現を例えばほかの作家が書いたとしたら、わたしはいやだな、とたぶん思う。でも川上弘美が書くと不思議と嫌じゃない。自然にすっとなじんでしまう。不思議。
センセイとツキコの距離がだんだん近くなってくるのをどきどきしながら読んだ。
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