Opportunity knocks
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2007年04月04日(水) 無題

新聞の記事を読みながらつい最近行われた知事選挙のことを思い出す。
わたしはもうひとりの対立候補を応援していてもちろん選挙にもいって1票を投じたのだけど、結局現職の牙城を崩すに至らず落選。で今回の県知事の発言。
自分が支持している人の失言も(もしあったとしたら)悲しいけれど、自分が支持していた人を押しのけて当選した人がこういう発言をして話題になるのはそれ以上に悲しい。、というかくやしい。

障害者のことを「弱い、悪い遺伝子を持った人々」と発言した事を「福祉の気持ちを広く理解する上で分かりやすいと思ったが結果的に不充分で誤解もあった」と釈明したというけれど、全く釈明になっていない。そんな釈明をするくらいなら自分はばりばりの優生思想の持ち主ですが、これを機に考えを変えて精進しますと謝った方がよっぽど気持ちが良いとおもう。自分で自分のことをわかっていない人がこういうことを公の場で口にするんじゃないかな。

人の上に立つ人はもっと言葉というものを大切してほしいと痛烈におもう。言葉は自分の気持ちなり、考えを他にむけて表現する大事なツールなわけだし、県知事ともなればその影響力を考慮して、もっと自らの発言に責任を持ってほしいとおもう。


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