Opportunity knocks
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2007年10月24日(水) 無題

改訂された広辞苑第六版に「やっとかめ」という新語が加わったのだそう。

愛知県外に住まれている方には???という言葉なのでちょっと解説してみると、「やっとかめ」というのは要するに「ひさしぶりだねー」という意味。
でもまあ正確なところをいうと、「やっと」というのはようやくという意味合いで使っているわけで、ずっと顔をみてなかったけどようやく顔を見ることができたねというのがニュアンス的に正しい。

例をあげてみると。

A「あれ、おみゃーさん、やっっとかめだなも!」

B「まーなんとかやっとるで、おみゃーさんこそ元気かや?」

こんな感じ。。。

わたしは基本的に北陸育ちでイントネーションは関西なので、ヨメにきた当初はこの言葉がよくわからず、やっとかめ???やっと亀??亀になんの関係が??と頭が軽くパニックになった。

でも、「やっとかめ」という言葉にはなんかやたらと含みがあって「しばらく会えなかったけど元気だった?」という意味のほかにも、「ずっと顔もみせんと、あんたなにしとっただ?」という恨み的な意味合いもあって、言われる方からすると、ちょっと身構えてしまう言葉ではある。
因みにわたしは主にこの言葉を姑から言われるわけで、1、2週間顔をみせないと、開口一番これを聞かされてしまう。といっても同じ町内に住んでいるのだけど、、、。

で、結局なにが言いたいのかというと、いまどきお年よりくらいしか使わないような言葉がなんで新語として広辞苑に加わったのか?ということ。
もしかして「やっとかめ」が若者のあいだでブーム的に流行ってたりするのだろうか。女子高生が「最近カラオケやっとかめだったりするわけー?」とか言ってたり?
まあそれはなさそうなので、言葉の文化のひとつとして認められたということなのだろうね。

とそんなことをぼんやり考える仕事休みの朝なのでした。
さて、買い物いってこよっと。


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