いきあたり、バッタリ♪ - 2001年11月23日(金) まーさんは、几帳面である。 でもって、計画立てるのがダイスキ。 はじめて札幌に遊びに行ったとき、自分に合うまでの私の予定を立てた という、脅威の経歴をもっているヤツ。 そんなまーさんと今日は温泉デート。 北海道には温泉が各市町村ごとと言っても良いくらい一杯ある。 まーさんは、地図を書いて周辺の主要な温泉を解説してくれた。 で、由仁にある「ユンニの湯」に決定! 由仁までは一時間ほどのドライブ。 たとえ近所のスーパーに5分のドライブでも嬉しい私にとっては 1時間はわくわくのドライブ。 まだ、雪ではないもののすっかり冬枯れの景色。 小春日和の柔らかい日差し。 わたしが、にこにこしていたら、まーさんは遠回りして 早来(はやきた・お馬な場所です(笑))まで。 「馬だぁ!」 喜んでいたら、目の前に新しそうな公営温泉。 「ここ、いってみる?」 まーさんが言い出した。 わたしは、そういうハプニング的な出来事がだいすき! 二つ返事で「こぶしの湯」へ。 新しくて、とっても綺麗。 昼の光のもと、お湯の中の自分の足を見るともなく見ていたとき、 足の甲が筋張って、老けてきたことにはじめて気付く。 ちょっとショックで、声が出なかった。 もう、来年はサンダルは気をつけないとな・・。 帰り道には、また嬉しい予定外。 「そこの手打ちそば、うまいかな?」 「いってみた〜〜い!」 嬉しかったし、元気にしてたけど・・あの足の映像が頭から離れない。 まーさんとの相対では私は若いけど、絶対的ではない。 なにしろ・・まーさんは自分より20近く若い子と付き合った前歴もある。 それと比べてしまったら・・・・・。 だから、求めてくれないのかな・・なんてうつうつ。 なんだか、浮き沈みが激しくて、自己嫌悪という悪循環。 その夜。 いつも通りベッドにもぐりこんだ。 うつうつして寂しくて、ぎゅっと抱きつく。 温かくて気持ち良くて縫いぐるみのように抱きしめる。 だんだん、その気持ち良さが「あたたかさ」以外を帯びてきて 抱きしめる力が段々、緩んでくる。 感じながらいつも、ごめんねって思う自分がいる。 「させて、ごめん」って。 だけど、今日はちがった。 まーさんが、いたずらっぽく笑うと枕のしたからおもちゃを取り出した。 定位置の引出しから取り出して待機させてたんだ! そんなふうに驚かされたのははじめてで、びっくりしたけどうれしくて ごめんって思わずに、すごく素直に感じてた。 気がついたら、どうやって終わったかも判らずに朝だったくらい。 そんな、いきあたり、バッタリ♪な一日もたまには、いいね。 -
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