いただきます。...じゅん

 

 

今年の雪・去年の雪 1 ・子宮外妊娠 - 2001年12月04日(火)

私が尊敬しているといっても過言ではない、日記作家まなさんのところで
(リンク内・ロリータ娘と中年男の色恋日記)
最近とても、考えさせられる内容を扱っていた。
望まない妊娠・中絶・出産。興味本位でなく、真剣に扱っている。
それを読むたび、思い出すことがある。

私とまーさんが始めてあったのはもう3年以上前。
二人きりであったのは、丁度一年くらい前。
まさに、ホワイトイルミネーションの下。

雪の中、白いセーター姿のまーさんを見つけて、
始めての北海道一人旅の緊張が解けた。
さすが北海道、といった感のある美味しい居酒屋で
魚を二人でつついて呑んだ。

車にのりこむと、まーさんはたまらないというようにキスを浴びせた。
本当はもう1軒、夜景の綺麗なバーに連れていってくれる予定だった。
でも、ホテルにいっていい?というまーさんの言葉にあたしはうなずいた。
口から心臓が出そうな緊張。
それは・・・・悲しいかな、多分まーさんもそうだったに違いない。

確かにきちんと避妊をしてた。
でも、年と、緊張とアルコールで、彼の高ぶりは私の中
多分いったん落ち着いてしまっていたのだ。
ゴムが、緩んだのだと思う。

年があけても生理がこなかった。
恐る恐るした、検査の反応が陽性。
凍りついた。他に何もできなかった。
それなのに・・気がつくと私はふいにめちゃくちゃな幸福感の只中にいる。
堕ろさなくてはいけないこの子なのに。
それなのに。そこにいてくれることが私は申し訳なかった。

数日後に病院にいって、驚く診断を言い渡された。
「子宮外妊娠・妊娠の継続は不可能」
堕ろすつもりだったのに、それでも涙がでた。
手術はしなくてすんだものの、「治療」を私は受けた。
もしも、場所を間違えずに着床していたら、
私のしたことは、「中絶」だった。

私が、ひどいことを思ったから・・と
無意味だと判りつつ、何度自分を責めたか。
助けてと泣く子の夢で飛び起きる日が続いた。

私はそれをまーさんに言う事ができなかった。
いわなかったことを、あとでしかられた。

いえなかった理由と、決して産めなかった理由があった。
それを明日書こうと思っています。
どうして、私がまーさんに後から事実を告げたのか。
そして、何故私がここにいるのかを。





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ちなみに、今日つくった簡易ミートローフレシピアップ予定です・・
ごはん待ってた方(いるのか?)お許しを。


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