今年の雪・去年の雪 2 ・言えなかった訳 - 2001年12月05日(水) 私とまーさんの付き合い出したきっかけは、 私が白さん(以前の彼・「最後の恋人」にて)と離れた事。 仲間同士のチャットでしゃべっているときに、 「最近なんか寂しそうだなぁ」とQがきた。 「そんなことない」と言いながら、白さんにみっともなく話しかけたくなる 衝動を押さえたくて、私はまーさんと会話を続けた。 「ワシ、彼氏に立候補しようかなぁ」 「独身ならね(笑)」 そう、まーさんは既婚者だった。 私はまーさんの奥様とも一度話をしたことがある。 一度きりだったけど、とてもいい印象の方だった。 「ここだけの話、うちはもうヤバイかもしれないな」 だから、そう言われて私はまーさんを叱り付けた。 そして、それは恐ろしく安っぽい騙しの言葉にしか聞こえなかった。 嘘なのだろうか、本当なのだろうか。 ただ、はっきりとしたのは「この人はヤバイ」と言う事。 でも、結局私は白さんから逃げたくて話しつづけた。 まーさんの奥さんはすでに、まーさん公認で 遠距離の彼の元に通い詰めているという。 離婚をしないのは仕事の問題だといっていたけど、口でなら何とでも言える。 そう思っていたけど、私はまーさんと逢った。 奪う気なんてなかった。そのときはただ、優しくしてほしいだけだった。 でも、彼の家に行ってようやく今までの彼の言葉が事実だと理解した。 枯れ果てた観葉植物、分配した家財道具。 ダンボールに詰められた荷物。 悲しいくらい荒れた家。 嘘でここまで出来ない。 逢えるかどうかわからない相手のために一月でここまで話は進まない。 そんな状態の中、私の妊娠が発覚したのだ。 まーさんと前の奥さんの間には子どもはいなかった。 ほしくてたまらなかったけど出来なかったらしい。 つまり。まーさんは、そのときまだ家庭のある人だった。 そのころはすでに結婚を口に出していたまーさんだったけど 私には、産む事はできないとおもった。 そこまで強くなれない、と。 真実がどうあれ私が略奪したとしか見えない事に 私は耐えられないと思った。 そのずるさと弱さが自分で許せなかった。 なんだか・・まだ続いてしまいました・・。 PS ミートローフレシピアップしました。 -
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