almanac of the wind







2001年05月12日(土) 「いちめんのなのはな」について。



 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 やめるはひるのつき
 いちめんのなのはな

山村暮鳥の「いちめんのなのはな」です。

確かこの言葉に出会ったのは、
国語の教科書で、わたしは高校生だったとおもう。
小学生でも(今の時代なら3、4さいの子でも)読める、
ひらがなのこの詩の圧倒的な広がりに、
当時の私は打たれた気がしていた。

以来、なにかあったとき(たいていは悲しいとき)
「いちめんのなのはな‥‥」
と唱えることにしている。
そうすれば、どんな殺風景な所でも、
無限大に広がる菜の花畑に、
立っているって思うことができる。

このなかの
「やめるはひるのつき」

「わたし」
だと思ってしまうけど。。







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さくらっこ [MAIL] [HOMEPAGE]

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