綿のように、粉のように、真っ白な雪が、闇夜の中から、あとからあとから、わき出してまだ止む気配さえも見えません。駆け出してゆくこともできないので、凍えたりしませんようにと、そっとを包んで、見つめていたりします。‥‥暖めることは叶いますか?