ON LOTUS
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2004年06月17日(木) 小説「ICO」

ずーっと本を読んでいたら、なんだか左の腰が痛い…。
読書時の姿勢には気をつけようと思いました。ちょっと反省。

バイト時、同じフロアに書店が入っていて、スタッフ用の通路から店内フロアに出ると、目的のテナントスペースに行く時、その書店を通過しなくてはならないのです。
で、宮部みゆきさんの最新刊「ICO」が、ばーんと並んでいまして…。
折しもブレイブ・ストーリー読了後。
欲しいわけです。読みたいのです、とっても。

しかーし、デパートには厳しい掟がありまして。
スタッフとして入店した時の購入品は、自分の職場の責任者に、検印というものをもらわなければ、店外に持ち出せない。要は、職務上横領とかいうものを防ぐためにある制度のようです。
ぶっちゃけ、面倒なので…しかも夜の三時間しかいないのだし…バイト終了時には、店内営業も終わっています。やっているのはレストランのみ。

夜、近所の書店に行って買いました。
危ういことに、一冊しかなかったのですが、それを買ってきました。

「ICO」は、同名のプレステ2専用ゲームソフト。
イコという男の子が主人公で、プレイヤーは、そのイコを操作してゲームを進めていきます。舞台は「霧の城」という、名前の通り霧に覆われた誰も住んでいない(と思われる)立派なお城です。イコは、そこに贄として捧げられた十三歳の少年。贄の証として、頭には水牛のような形の角が生えています。
お城の中で、何故か鉄の鳥籠に閉じこめられ吊り上げられていた、言葉の通じない、白い服の少女ヨルダと共に、城を脱出することにしたイコ。
光が差し込み、埃が静かに舞う、そんな雰囲気の中、イコとヨルダは手をつないで走り回ります。
と、いうゲーム。

熱いゲーマーとして知られる、宮部みゆきさんが、完全ノベライズしたものです。「ICO」ファンも、まだ「ICO」を知らない人も、是非読んでみて欲しいな〜と思います。双方のファンには堪らない作品であります。


〓今日の読書〓

■宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー 下」角川書店

■小花美穂「Honey Bitter 1巻」集英社

■CLAMP「xxxHOLiC 4巻」講談社

■CLAMP「ツバサ 6巻」講談社



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