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2007年07月04日(水) 作ったあれこれ(豆本と消しゴムはんこ)

四十八時間が経過したので、プレスしていた本を取り出してみました。
今までで一番上手に製本できたと思います。
ちゃんと製本を知っている人に教わってみるものだなあ。


蛇腹の立っているものは折り本(表紙はついていません)。
右端のは糸かがりの上製本。
中央が和綴じ(和装)本。
その下のは1折中綴じ本。(簡易版)
左にこまこまっとあるのが折り紙豆本。
(糊も鋏も使わずに、正真正銘の「折り紙」です)


これが折り紙豆本。


大きさは、こんな感じ。
(と言って自作豆本と大きさ比較して通じるのでしょうか)

で、こちらが夜の部で教わった消しゴムはんこ。


豆本の後ろに、今は廃止されてしまった検印を押してみるといいかも!ということで、「蓮」の文字はんこを、田中栞さんに修正してもらいつつ制作。豆本にはちょっと大きいかも。
面白がって、蓮根(輪切り)はんこも制作。
家に帰ってきてから、翌日、蓮根を増量してみました。
しかしながら、家には蓮根色のスタンプ台がなくて、買ってこなくては。



こちらは参加者三名と、田中栞さんの作品。
交換してもらってきました。みんないい味出てます。かわいいなあ。この世に一つしかない、一点もののはんこです。激レア!


習った翌日には、朝顔はんこを作ってみました。


さらに二日後には、こんなものも制作してみました。
肩こりますが。相手がゴムなので、手にかかる負担は少なくていいですね。彫り線はまだまだですが、面白いです。上達したいなあ。



さらに勢い余って、豆本用の栞紐(スピン)が「平結び」でできると知りましたので、家にあったデュアルデューティという糸で結んでみました。これは確かパッチワーク用の糸だったと記憶しています。ポリエステル68%・綿32%です。
どこで知ったのかと言いますと、豆本作家である赤井さんの作品。

*小説雑貨「言壺」
http://miyako.cool.ne.jp/kototsubo/index.html
豆本・赤井都『クレナイヨモギと二人の夜』

この作品の二版より採用されている、編み物作家・ににむぎさんの発明品です。このスピンの美しさには遠く及びませんが、まあ、ぼちぼちくらいにはなんとかなっているような気もしなくもない出来映えだろうと自画自賛してみましょう。
ということで、作り三昧の三日間でした。


たけやん |MAILHomePage

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