前日はあまりに楽しかったからでしょうか？、もの凄くいい目覚めになりました。
朝は６時に起きる予定が「なぜ？」ってくらいに勝手に５時に目が覚め、
ベランダに出ると、まだまだ月明かりがフロアを照らすくらいの時間から
ゆっくりと熱いお風呂に入り、洗濯をして、のんびりとコーヒーを飲んでから、
７時過ぎに家を出て、琵琶湖へ。時間が時間だからかな？、高速道路もガラガラ。
ヤマハシリーズっていういつもでてるビスカシリーズより、
スキルのある人たちが集まってそうな、そんなレースシリーズに参加してました。
８時３０分からの艇長会議に参加。学生時代にクルーザーの乗せてもらっていた頃に、
よく聞いた老舗の速いヨットのオーナーさんがたくさん。
ビスカシリーズではなく、こっちにでてるんだろうなって感じ。
今日のレースコースはいつものようないって帰ってくるだけのレースではなく、
マークをたくさん回るコースレイアウトで、僕らのような小型艇にとってみると、
距離だけが長いレースは大型艇においていかれるのが関の山なので、
テクニックのいるレースの方がいいなっていうことですね。

スタート前、風が北北東あたりから吹き下ろし、スタートも結構良い感じでスタート。
今日のヘルムはうおっち、前回はモリヲだったので、ドンドンといろんな人にやってもらってます。
今日の僕のポジションはジブトリム。初めてクルーザー乗ったときのポジションだし、
なんだかだいっても、一番愛着があるポジション。スピントリムしてるのが一番好きかな？
スタート後、大きな問題が！！！、「全然上り角度がとれない！」
「なんで？」「なんで？」を繰り返して、色々と試行錯誤を繰り返し、
なんとか最悪の状態からは脱することはできたけど、相当出遅れるはめに。
たぶん、この前にマストセッティングをして、いい部分と悪い部分がでてるんだろうけど、
これは結果的に悪い部分がでているんだろうな？って感じでしょうね。

そんなことをしている内に１マークへ。かなりの出遅れよう。
よし！、次のレグで追い上げるぞ！って感じで意気込むも、ドンドンと風速は下がる一方。
そして画像のように見事なくらいの鏡のような湖面に・・・。
マジで・・・って絶句しながら、試行錯誤するものの、なかなか前に進めず。
あっという間に気がつけば先行艇は残った風に乗って前へ前へ進むし・・・。
こういうときってなんで、先行艇にだけいい風が降りてくるんだろう？って思う。
いつも後続にいるとそんな目に遭うんだよね〜。神様はちゃんと見てるってことか？？？

で、あまりに暇な時間だけが経過し、ほんまに「やめてもええで」ってくらいに。
そうはいえども、不思議なもので完全に止まるってことはなく、わずかながらも動くのね。
風も時折、申し訳なさそうに吹いてきたりもするし、みんな言葉少なになるし。
トップ集団に風が残り、一気に距離を稼ぎ、後続はかなり取り残されたため、
かなりの差ができてしまい、どこまでコースが短縮されているかさえ分からない状況。

リミット１５時のところ、１４時１５分あたりにフィニッシュしましたけど、
風は吹かない、日差しはかなりある、なのに長袖のトレーナーってことで、
めっちゃ汗がだらだらでして・・・。最後の最後で風は吹いたんだけど、
頼むからその風をもっともっと早くもってきてくれよ！って感じ。
フィニッシュしたときに、運営艇から「今日は風がなかったね」っていわれるくらいだし。

レース後、まったりしながら反省会。
ここ２ヶ月くらい、レース後に振り返りをするようになり、そのおかげで結構訂正ポイントが見えてくる。
先週、モリヲにヘルムを握ってもらったら、うおっち、ふくちゃん、僕で
湖面状況をしっかりと見て、判断できるってことが分かったし、
今日でいうと、やはりジブセールのセッティングをどうするかを
全然決めれてなかったことに問題があるよね、なんて話題も。
それを今後に活かせばええやん！って感じなんだろうけどさ、
何も振り返りがなかった頃に比べると、本当に抜群の成長ですよ！

１６時からアフターパーティ。
年間表彰などもあり、たくさんのトロフィーが並んでました。
残念ながら、僕らには全く関係がないんだけどね。
来年の同じ時期には「めっちゃ関係ある！」にしてやるねん！
やはりヤマハマリーナ、パーティのお食事も美味しかったです。
景品で、かなりいい上着をゲット！、これはモリヲ用ってことで。
他のみんなはなんだかだいって、防寒グッズがあるからね。
今度から寒くなったときにみにつけてもらうことにしましょう！

パーティのなかで、上位艇の人たちからレースタクティクスの話が。
ヤマハのレースってこれがあるからいい。本当に勉強になる。
ちゃんとレース前にレースプラン立ててるし、その精査もしてるし、
本当にすごいなって感心するね。僕らは全くできてないことだものね。
とりあえず訂正点の洗い出しと、修正を繰り返していくことにするか〜♪