今日の朝、ただならぬカラスの声で目が覚めました。
ゴミ収集日でもないのにこんなに鳴くなんて、ちょっと異常だと思い窓を開けてみました。
すると窓のすぐ真下で、3羽のカラスが戦っていました。でもよく見ると、一羽のカラスに2羽が、よってたかって攻撃を加えていて、直ぐ真上の屋根の上には「やめろ―――!」と叫んでいるようなカラスが一羽鳴いていました。
これはただ事ではないぞぉぉ〜と思い、朝から心臓がバクバクしました。 しかし、よってたかってやられているカラスが可哀想でも、私達にはなす術もなく、ただ見守るしかありませんでした。
「よし!らん丸出番だぞ!」と、私の隣で恐る恐る見ていたらん丸の背中を、ポンッ!と押した所、10cmくらい飛び跳ね 「止めてよ〜怖いでしょう・・・」と言わんばかりの目で、睨まれた。
カラス達は、しばらく戦ったのち、みんな飛んで行ってしまいましたが カラスの世界にも、色々な掟があるんでしょうね・・・
昔、タクシ−で降りた所に傷ついた子供のカラスがいて、可哀想だと思った私は助けてあげようとそのカラスに近づいた瞬間、親カラスの攻撃に遭い、頭を突付かれた事がありました。
「イヤ!私は助けてあげようとしただけであって・・・」 なんていくら叫んでも通じる訳がない。
あとで聞いた話ですが、カラスは子供を守ろうとする思いが、とても強いらしいですね・・・ もう早く言ってよ!私は頭から流血しながら「私は味方です!」 とカラスに必死に訴えちゃった・・・
でも動物のそんな本能って、とても感動しますよね、話している事が分からない分、余計せつなく感じるし。
子供の頃、動物物を書く「椋鳩十」という人の本が大好きで、子供ながらに読んでは涙していました。
余談ですが、青森のカラスと東京のカラスは種類が違うそうで、青森のカラスは東京のカラスより、一回り小さいんですよ・・・
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