日記帳

2004年01月04日(日) 改めまして

あけましておめでとうございます。

ようやく日記が書けます。別にエンピツさんは悪くないのです。全て私がどじ間抜けだからなのです(何故かキミマロ調)。

今年の年末年始はきつかった。体重が減ったお正月は初めてだ。

では日付がさかのぼりますが、思い出して書いてみよう。

●12月28日〜1月2日 大阪帰省
ちょっと滞在が長過ぎたかもしれない。

12月中旬に来京して頂いた際に、あちらのいつ来るんだ?攻撃にひるんで、つい、いい子ぶって「28日から・・」と口走ったこと自分が情けない。

1日目(12/28):
初日は夕方の新幹線だったので、あちらに着くだけで1日終了。娘は通路を挟んで反対側に座ったおねえさんたちのウェンディーズに激しく反応、またゆっくり食べるんだ、おねえさんたら。

シュウマイ弁当とみかんでなんとか命拾いした。

家を出る前に夫は肩に塗るタイプの湿布、私は腰痛ベルトで完全装備していた。

2日目(12/29):
義妹一家と夕飯。小1Aと年中さんBの甥っこ兄弟が泊まることになった。娘も興奮して寝ない寝ない。深夜2時就寝。終夜夜泣き気味で熟睡できず。

3日目(12/30):
義父が天保山の水族館に行こうと昨夜から言い出す。年末にこういう観光地に行くのは、たぶん生涯で初めてだわ、私。混雑と館内の暗さで、娘は早々に退場。ひたすら待つ。屋外のペンギンパレードは娘も喜んで見ていた。

夕飯を食べ、帰宅する頃になって、甥Aが今夜も泊まるとごねだし、当然甥Bも続く。内心勘弁してくれ、今夜は連れて帰ってくれ、と義妹夫妻に懇願したい私。

限られたエネルギーの按分ってもんがあるのよ。

4日目(12/31):
朝9時頃起きると、30分後におばあちゃん(娘からはひいばあちゃん)が叔父さんと登場。まだパジャマのままで顔も洗ってないんですが。

11時頃におばあちゃんたちは帰っていき、お昼過ぎに義妹夫婦が甥っこを連れて帰る。ふひー。

なんの感慨もなく、大晦日が過ぎて行く。

5日目(1/1):
大音量で駅伝を見ながらおせちを頂く。義母ついに電池切れ、そしてうたた寝につきあう嫁。

近所の神社に初詣に夫と娘と3人で行くが、娘はオカーサン限定抱っこになり、腕がしびれる。行列の脇からお賽銭を投げ入れた不届き者は私です。ご利益が減ってもいい、腕がもたない。

昼過ぎ、眠くてわけがわからない娘。寝かせようとする私、わけわからない要求に応えようとする義父母。結局応えようと車に乗って外出するものの、5分と経たずに娘撃沈。

だから言ったのに、という思いと、ここまでの疲れで、後部座席で声も無く涙がこぼれる。

何が悔しいんだか、と考え、娘の母である私の意見を受け入れてもらえなかったことと、それを尊重してくれと夫に口添えして欲しかったのだ、と、渋滞に巻きこまれた車中で空を見上げる。

見上げた先はあまりにきれいな雲で、なんでも効率的にこなそうとするA型気質(血液型でなく攻撃型ってやつ)の私に、そうでないやり方もある、ともうひとつのバランスの取り方を教えてもらえるよい機会なのだ、とようやく気が静まってくる。

ここまで道中、口一つ利かなかった嫁、それは私である。

夜、またも寝ようとしない娘を夫と義母と3人がかりでなんとか布団の部屋に誘導した頃、義父登場。クールダウンするはずが、娘きーきー言わせて遊び始める。

やんわりとそろそろクールダウンを、と求めると、こうして疲れさせればバタンと寝るんだ、ときーきー続行。いや、それは甥っこにはいいけど、娘には逆効果だって。

もう一度やんわりと、夜泣きしてしまうから、と止めると、じゃあじいじいは寝るわ、と去っていく。おいおい。

案の定、夜泣き炸裂。3時半にマーライオン、5時半まで夫と3人で起きていた。夫は年賀状を書いてたりする。夫も私もあきらめの境地。

夫についにぶちまけてしまった。悪気が無いと無責任は紙一重、来年はもっと滞在を短くしたい、と。

親の悪口きくのは誰でも嫌なものだ、と誰よりわかっているはずの私なのだが。
夫は黙って聞いていてくれた。

6日目(1/2):
朝早くから義妹夫婦の家に行くつもりだった義父だが、私達が10時まで起きてこないのでいらいらと待っていた様子。

私がおはようございますと声を掛けても、テレビを見たまま素っ気無く返事。
こちらもどこか意地になってきているので、あえて説明もせず、義母に昨夜の顛末を話す。義父の遊び方のせいね、と義母は気を使ってくれたが、とりあえず笑っておいた。

その後義母から事情を聞いたのか、態度が軟化する義父だが、嫁は上っ面の笑顔でのみ応えるのであった。

義妹宅へはお昼過ぎに到着、4時頃おいとまして、車で京都駅へ向かう。
眠ってしまった娘を抱え、私も舟を漕ぐ。これみよがしだったかしら。

帰りの新幹線の中で、京都駅への車中で義父が話しかけても夫が余り返事をしなかったことを指摘すると、「腹を立てる自分が嫌だから、返事せえへん」。なるほど。

悪気はないのだ、悪気は>義父。ただ少し、マイペースが過ぎるだけなのだ。そして全く自覚が無い、そこが問題なのだ。わはは。

そして喉元すぎればなんとやら、GWにはまた帰省するのだろうな>我が家。
それとも、ひょっとするとひょっとするかなあ。


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