日記帳

2004年02月18日(水) ママ友達/臆病か勇気か

ご近所Hさんのお宅に、Yさんと共にお邪魔した。
13時くらいからほぼ18時まで、それぞれの娘たちは小さく戦ったりしながらも、楽しく時間を過ごした模様。

いつも14時〜16時の2時間は昼寝する娘も、時折白目をむきそうになりながら、ガッツを見せた。
※21時前に力尽きた。さあ今夜は夜泣き覚悟だ。

おかげでカーサンもさんざしゃべり倒すことができて、気分すっきり。
agree to differできるママ友達になれたような。嬉しい。

========================

隣人に壁を叩かれることについて、つい考えてしまう。

彼女が叩くのは、我が家が騒音源だからだ。彼女の我慢の範囲を超えているのだろう。

まだ2歳の娘にこんな説明をするのもどうかと思うが、走るとお隣サンが壁を叩く、おかあさんはそれがとても嫌だから、走らないで欲しい、と頼んでしまった。

娘なりに壁を叩かれた事実も理解できたらしく、「おとなりしゃん、ばんってね」「はしらないね、ことことってね」と呟くようになってしまった。

「叩かれた」という事実よりも、そこで感じる恐怖心や腹立たしさよりも、娘にこんな説明をするのが情けなくて我慢ならない。

娘にとっては自分の家なのに。普通に歩いているだけなのに。

昨夜、私の様子を見かねた夫が、大家さんに、我が家が来月退去することを伝え、更にそれを隣人に伝えてもらおうか、と提案してきた。

私は素直に賛成できなかった。

隣人のふるまいにびびっている、と当の彼女に知られたくないのだ。
なんという見栄っ張り。こういうのを虚勢というのだろう。

来月退去と聞いて、壁を叩かなくなる、というセンも無い気がした。
むしろ、エスカレートするかもしれない。

このまま穏便に、波風を立てず、叩かれたらなるべく静かにする。
その方がいいんじゃないだろうか。

でもそれって、逃げの一手なのでは。臆病なのでは。
そう考えると、情けなさが2倍2倍。

ため息をつきながらネットを徘徊していたら、いかした父上のサイトに激突。
過去の日記を拝読、すると、父上とご長男くんとの会話にわたしのもやもやを解く鍵が。

そうだ、私の選択は、臆病じゃなくて勇気なんだということにする。
それなら、なけなしの私の自尊心が満足できる。

なんと器がちっさいカーサン。

こんなにぐるぐる考えてしまうこと自体、隣人の思うつぼなのかもしれないけど。


 <<  index  >>


さば [TOP]