日記帳

2004年02月22日(日) ラムネの思い出

こないだ貰った駄菓子セットの中にクッピーラムネ(箱入り)があって、隠しときゃいいのに娘に見つかってしまった。

「トッチイ、トッチイ」とうるさいのでひとつ与えると、ちょっと舌で舐めて、「イラナイ」と返された。

そ、じゃ、オカーサン食べるよ。

ぽいっと口に放りこんだら、むせるむせる。ゴホゴホゴホ。

クッピーラムネってこんな味だった?

そしたら小さいときのことを思い出した。

私は冬眠前のリス体質というか、お菓子を隠しておいて後でひっそり取り出して食べるのがなにより幸せだった時期があって、その日もおやつに出たラムネを、親の目を盗んでポケットに直にしまった。

おやつの時間がおしまいになって、親は仕事に戻り、祖母も台所に入り、とお茶の間からおとなが消えたのを確かめて、今だ!と手探りでポケットの中のラムネを握りしめ、素早く口に・・・。

うえーっとなったのは、何故か。
同じポケットの中に、ちびたチョーク(白)も入っていたからなんですねえ。

石灰質のものが舌にべたーっと貼り付いて、しばらく取れなかったよ。
おやつの前に、近所の道路で、ロウセキ遊びしてたんだよねえ。
けんけんぱ、ってさ。


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