日記帳

2004年03月22日(月) 来襲

昨夜の日記を書いたのが夜10時半くらいだった。
その一時間後、うひょー、来たよぴかちゅう(もう「さん」つけない)が。
怒鳴り込んできました。

怒鳴るといっても一応彼女は冷静さを装っていて、でも声色にも口調にも、ヒステリックなものが滲み出ていて怖かった。
※そしてそのテンションの高さに私もつられてしまった(悔しいポイント1)。

私がお風呂に入っている間、夫が娘を膝に乗せて歌の絵本を読んでいた・・・歌っていたのだ。大きい声じゃないよ。会話するより小さいくらいの声だよ。

ピンポンが鳴ったときに夫に出てもらうべきだったのだ。なんせ夜の11時半。もっとましな対応したことでしょう(悔しいポイント2)。

「となりの×××ですけど、うたやめてもらえませんか」と開口一番けんか腰。

ははあ、さっきのごんごんいう音がうちで、さらにのんきに歌なんか歌いやがって、とお考えですね。

と、後から考えればわかるのだが、このときは頭の中が真っ白になって、私の口から出てきたのは「・・・は?あのう、童謡のことですか?」だった。情けない(悔しいポイント3)。

「今何時だと思ってるんですか」と鼻高々な彼女。
「はあ・・・11時半ですねえ」と間抜けな私。

「あのーでも、さっきの大きい音はうちじゃないですよ」と言うと、
「それはそうでしょうけど」とちょっと動揺してた。意味不明>彼女。

「あさってには引越しますから」と私はうんざりを表明し、でも結局「ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした」と謝ったら、「はいそうですね」と自分の希望の言葉を勝ち取って、誇らしげに彼女は会話を打ち切った。

ばんばんの音がうちだと思って壁を叩いてきたことを逆に攻めることも出来たなあ、と後になってハラワタ煮えくりかえりながら「あのときこう言っていれば」なんて遅いシミュレーションしてしまって、心臓がどきどきして眠れなかった。
おかげで今日は目の下大クマだよ・・・(悔しいポイント4)。

私も彼女も、自分に非があると思っていない。
むしろ自分こそ被害者だと思っている、お互いに。

そんな者同士の会話は、たとえ心底思っていなくても謝ることで終わらせた方がよかったんだ、きっと。

と自分で言い聞かせても、一時間は悔し涙が止まらなかった(悔しいポイント5)。めそめそ泣かない人になりたいなあ。

そろそろ引越しのご挨拶をご近所にしようと思っていたけど、彼女にはうちが出て行くことが最大のプレゼント。

両隣が空室になって、しばらく気持ち安らかだろうよ。
その分、後から入居する人の生活音をうるさく感じたりするんじゃないだろうか。
・・・かわいそうな人だよ>ぴかちゅう。はやく一戸建にでも引越せばいいのに。

願わくば、豪胆なひとでありますように>この部屋に入居する方。

大家さんに事務事項を話しに行くけど、そのときに昨夜のことはやはり報告しておこう。

そして子連れは入居させないように助言しとこう、いらないおせっかいだけど。
世界平和のためにね。


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