ようやくADSLの工事が済んで、ネット再開でございます。
火曜日に引越して、水曜日は夫も仕事を休んで片付けに終始、木曜日から平常運転。箇条書きにするとこれっぽっちのことが、なんときっついことよ。
●火曜日 実家に娘を預けるため、前夜は片付けを放棄して退避。 8時半に自宅に出動、9時から梱包のお姉ちゃんが来て、12時半までがしがし荷造りしてくれた。
プロで3時間かかるのだから、素人の私が迷いながら詰めていたら間違いなく1日掛りだったよ。頼んでよかった。
お姉ちゃんが去ったあと、束の間ひとりぼっちになってお昼ご飯を済ませる。 無性に娘の顔がちらついてしかたない。それこそ4時間も経っていないのにねえ。
大家さんと手続きについて話し合い、ついでに壁を叩かれたりした一連の出来事を御注進申し上げる。大家さんはゆったりした農家の方だが、表情を少し曇らせ、慰めてくれるのかと思ったら、建物の構造について悩んでいるようだった。
そんなに音が響きますか、と疑わしげに何度も聞くので、一回住んでみたらいいのに、と意地悪なふうに考えてしまった。ちょうど二部屋空いてるしさ。
2時過ぎにトラックが1台到着。とりあえず段ボール箱を積み始める。 このあんちゃんたちが若頭っぽいかんじで、段取りはいいわお世辞の1つも言うわ、そしてちょっとイケメンだった。
3時過ぎにもう1台到着、責任者に代金を支払う。責任者はけして目が笑わないタイプ、ちょっと苦手かも・・・。
がつんがつん家具を運び出し、全て積んだのが4時半。 引越し先に移動して搬入開始が5時半、搬入終了が7時半。
部屋を占拠した山積みのダンボール箱と寒さでやる気ナッシングの私、ぽつーんと10分くらい眺め回してみたが、思考能力もゼロ、いやベクトル的にはマイナス。 もうだめ。
途中池袋で引越しのごあいさつの品物を買って実家に引き上げた。
実家到着が8時半、ただいま、と言うと「明日は連れていけ」と早々にじじが根をあげた。ばばも目が窪んでる。
ニ才児と1日、母抜きで過ごすのは苛酷過ぎたか・・・。すまんのう。 でもカーサンもくったびれてるんだよねえ。と喉元まで出掛かって飲みこんだ。
●水曜日 一晩眠って英気を養ったばば、一緒に新居に行くという。 大丈夫かね、このひと。と心配しつつ、お言葉に甘えて娘と三人で新居に向かう。 ※じじはゴルフだよ・・・まったく。
ほったらかしの夫は寒さの中で冷蔵庫に電源を入れ、食品をしまい、かろうじて布団を敷いて寝たらしい。さすが「どこででも生きていける」と公言しただけのことはある>夫。
娘は自分のおもちゃとVTRにかぶりつきなので、ばばに任せて旧居の掃除と引渡しに夫と向かう。車持ってこなくちゃ。
昼には新居に戻り、さあ片付け開始。
ばばがいるおかげではかどった。なんせ引越し歴はばばの方がダントツ多い。 これが夫と二人だったら・・・考えただけでも恐ろしい。
カーサン生理前で頭痛の気配が薄ーくやってきていたが、なにしろばばがほれほれと次々任務を与えてくるので、頭痛だと訴える暇もない。
そしてしゃべり続けていたおかげで、気配だけで去っていった。はー命拾い。
夫は冬眠から起きたクマじゃあるまいし、ダンボール箱の林の中を右へ左へうろうろしている。何を探しているのかと思ったら、PCの附属機器取説を探しているらしい。
そんなもん今はどうでもいいのだが、それとは無関係に自分が少しイラついているのがわかるので、ほっておく。
夕方6時まで作業して、なんとか生活できるくらいになった。
実家までばばを送りついでに、結局夕飯を食べて帰る。
この日はじじの誕生日でもあった。ははは。
●木曜日 夫は会社へ。
娘はもっと赤ちゃんの頃見ていたVTRを何度も繰り返して見たがる。朝も遅くまで寝ていたし、昼寝も長かった。ニ才児なりにくたびれたのか。
あれをここに、という片付け図ばかりが頭の中で膨らんで、いざブツを目の前にすると動けない。あのブツこのブツをダンボール箱を覗きこんではうろうろ。 手を動かさなければ片付かないんだよ・・・。
整然と片付けるのはあきらめ、とにかく空いてるスペースに突っ込んでいくことにして、ざくざくダンボール箱を開け始めたのが午後。
それでもまだまだダンボールが積みあがっているのが目に入る。 いっそ和室のフスマを閉めてしまおうかしら。 「それは臭い物にフ」言い切る前に妻にキッと睨まれる夫であった。
●金曜日 やっとネットがつながった。 自転車のスペアキーも見つかった。 隣人も越してきた。 天気も回復してきた。 ・・・生理も来た。
そしてばばは目の手術。
週末はじじの顔でも見に行くか。 孫娘というカンフル剤(ちょっと効き目がありすぎるのが難点)持参で。
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