日記帳

2004年04月16日(金) 舌の根乾かぬシト

夕飯の片付けが終わって1時間後、娘が食器棚のマンナを見つけて「とっちいよ」が始まった。

何言ってんの、さっきごちそうさましたでしょう、と相手にせずにいたら、「マンナ」がいつのまにか「まんま」に語尾変化していた。

しかも納豆まで付けてくれという。

えー、本当にごはん食べるのー?
もう残りご飯は冷凍しちゃったよ。

あんまりしつこいので、冷凍しかかったのを一部削り取るようにしてお茶碗に取り、レンジで解凍。

できたよ、と娘に声をかけると「いりゃにゃーい」とふざけた返事が返ってきた。

なんだとー。
食べ物を無駄にするなー。

ついでにエネルギーも無駄になったぞ。
電子レンジのも、カーサンのも。

叱ると、自分の椅子に顔を隠すようにしておんおん泣く娘。

もう。カーサン怒っているんだからね。

しかし子どもの立ち直りは早い。5分後には涙の乾ききらない目でカーサンを見上げ、「あしょぶー?」などとご機嫌を伺いにきた。

もう。カーサン怒ってるんだってば。

「ちゅみきしゅりゅー?」にこにこしてるよ、この人。

ああもう、ついていけません。無視することも出来ず、不本意ながら遊びに付き合う私。すごく不機嫌そうに、娘に渡されたキティちゃんのパパで「なにしてあしょぶ?」なぞと腹話術している。

ああ、納得いかないわ。

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