日記帳

2004年04月22日(木) 地理感覚

道に迷わず図書館に辿り付いた。快挙だ。

引越してきた街は、交差点を中心にして同心円状に区画整理されていて、大きい道路は桝目だけどその中は四半分の円を描くような道が通っている。わかりにくい?

近道かも、と思って曲がると、見当違いの方向に連れていかれたりする。
もともと方向音痴の私にとっては、難易度の高い仕組みだよ。

出かける前には地図をとっくり見て位置を確認、曲がるべき角も確認、それでも昨日は図書館に辿り付けずに、娘を積んで自転車でぐるぐるしてしまったのだ。

引越す前の街は農地が多くて、ここを突っ切れたら早いのに、とせっかちな私はよく考えたものだが、あの無作為に作られたかんじの細い道を感覚的にでもばっちり覚えられたのは、娘の昼寝のためにベビーカーを押してがらがら歩き回ったからだ。

休みの日に夫が曲がろうとした角で、「この先どんつきだよ」と指摘して、「あんたよく知ってるね」といわれたときの鼻高々な気持ち。いや、方向音痴な私、カーナビ要らずの夫という我が家の構図では珍しい光景なんですよ。
※ちなみにカーナビ要らずで東西南北はわかるが、とっさに右左がわからない>夫。渡り鳥じゃあるまいし。

もうベビーカーで揺られなくても娘は昼寝するし、こりゃもうひたすら自転車で迷っては覚えていくしかないな・・・。

目印は某安売り店のペンギンだったりする。ペンギンが見えたら北。


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