日記帳

2004年05月11日(火) 開き直り

和裁のサイトなんて、数年前はちっともヒットしなかったもんだがなあと感慨にふけりながら今夜もクリッククリック。

辞めてもう何年経つんだろう、もうすっかり忘れたと言いながら、初心者掲示板の質問に答えられるかどうか自分で試してみたりする。
ええ、答えられませんとも。

仕事をしていた頃のノートをひっぱりだし、断片的に甦ってくるあれやこれや。

袷まで縫え裁ち出来なくても可、なんて求人に目が吸い寄せられたりもする。

また縫う気なんてないくせに>自分。
体調不良はもうこりごりなんだよー。

専門学校を出てそのまま仕立ての仕事を続けている人のサイトに、「ロボット和裁士にはなりたくない」なんつーお言葉を見つけてびくっとする。
ええ、ロボットでしたとも。しかも壊れましたとも。

特殊技術じゃない、昔は誰にでも出来たこと、と自分に言い聞かせるような気持ちと、私がしていたことは職業としての技術だったという妙なプライドとかせめぎあう。

アレルギー的感覚が薄まってきたことだけで、よしとしよう。

・・・なんかちょっと縫いたくなってきた。ええ、そりゃもう口だけですとも。


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